循環器内科学講座がヒトES細胞を用いた心臓病治療の新たな知見を発表

医学部循環器内科学(内科学第五)講座の柴祐司助教らの研究グループは米国University of Washington(シアトル)との共同研究による、ヒトES細胞を用いた心筋梗塞治療の新たな知見について8月6日に発表を行いました。また、この研究については、日本時間同日に英科学誌「Nature」電子版に掲載されました。
ヒトES細胞は、1998年に米国で樹立されて以来、人体の組織を構成する全ての細胞になり得る特性から、再生医療の有望な細胞源として注目されてきました。今回、この細胞から心筋細胞を作製し、心筋梗塞を発症したモデル動物に移植したところ、心機能の改善効果だけでなく、致死性不整脈を抑制することを明らかにしたもので、心臓病患者の突然死を予防する効果が期待されています。
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2012/08/-es.html