医学系研究科発生再生医学(2012年~循環病態学講座)の小山晃英さんがThe 8th Korea-Japan Joint Symposium on Vascular BiologyでNature Medicine Vascular Medicine Awardと優秀演題賞を同時受賞
平成22年12月1-3日に大阪の梅田スカイビルでThe 8th Korea-Japan Joint Symposium on Vascular Biologyと第18回日本血管生物医学会が開催されました。
医学系研究科 臓器発生制御医学講座発生再生医学分野 博士課程2年の小山晃英さんが300題を超える演題の中から学会が選定する優秀演題賞と、世界的に権威のある科学雑誌「Nature Medicine」の編集長のDr.Juan Carlosが選定するNature Medicine Vascular Medicine Awardを同時受賞しました。授賞式では、Dr.Juan Carlosからトロフィーが授与されました。
受賞対象となった発表演題は「血管内皮細胞におけるアドレノメデュリン‐RAMP2システムの役割」です。この発表は、多彩な生理作用を有するアドレノメデュリンの受容体システムの機能解析です。血管内皮細胞のRAMP2が血管の新生と恒常性維持に必須であり、さらにはRAMP2の血管における作用が全身の臓器保護にも重要であるということを明らかにしました。
臓器発生制御医学講座発生再生医学教室ホームページ:
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