健康講座

シリーズ10.「がんについて学びましょう」

第2回「個別化・多様化が進む乳がんの治療-女性がかかる一番多いがんです-」

日時 令和元年6月4日 火曜日 18:00~19:15
対象者 一般住民・学生
場所 旭総合研究棟9階 講義室A・B
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講師 伊藤 研一(医学部外科学教室(乳腺内分泌外科)教授,信州がんセンター副センター長)
内容

本邦では2016年に94,848人の女性が乳がんに罹患しています。これは女性のがんの22%を占め、女性の11人に1人が罹患する病気になっています。乳がんは手術、薬物療法ともに「個別化」が進んでおり、特に薬物療法はサブタイプに基づいた「個別化治療」が、他のがん種に先んじて行われてきましたが、本邦の乳がん死亡数は、まだ減少には転じておりません。薬物療法は確実に進歩しておりますが、遠隔転移を起こした乳がんの治癒は未だ困難であり、早期発見に勝る治療はないと考えられます。本邦の乳がんによる死亡を減らすためには、検診受診率の向上が必要と考えられます。

申し込み方法 直接会場へお越しください。
備考

※自動車でお越しになる場合は、附属病院駐車場をご利用ください(有料)。

当日、受付にて資料を配布いたしますので、よろしければ筆記用具をご持参ください。

問い合わせ先 信州大学医学部保健学科学務第2係
電 話:0263-37-2356(平日8:30〜17:15)
メール:cchphoken@shinshu-u.ac.jp
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