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電気学会MAG研究会in静岡に参加します(2023.12.18)

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3軸磁界発生コイルSC3での実験風景(大関B4)
3軸磁界発生コイルSC3での実験風景(大関B4)

研究会参加・発表のお知らせです。2023年12月19日(火),電気学会マグネティックス研究会静岡大学 浜松キャンパス 総合研究棟10階大会議室(1005会議室)にて現地開催されます。本研究室から下記1件の発表を行います。


1) MAG-23-156 生体磁気計測に向けた一様磁界発生コイル内部の磁界評価

大関竜馬, 松澤恭太, 〇田代晋久, 脇若弘之(信州大学)


1)は生体磁気計測等で最近注目されているZF-OPM(低磁場空間で動作する光ポンピング磁力計)の動作環境確保に関する研究です。Quspin社からQZFMという製品名で有名になったなった光ポンピング磁力計は超電導量子干渉素子によるSQUIDセンサのように液体冷媒を必要としません。一方,Hanle磁力計(zero-field ground state level crossing magnetometer)とも呼ばれるこのセンサは地磁気(~50,000nT)等の全磁力を最低でも50 nT以下にしないと動作しません。本研究が開発したSC3コイルのみを用いて,QZFMが動作可能な環境をどの程度実現できるか?について報告します。

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