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学校紹介

ごあいさつ

学校長 宮下昭夫

 

 新1年生159名を迎え、令和5年度がスタートしました。 

 教育指導時報(長野県教育員会発行)2月号に、長野県中小企業家同友会常務理事・事務局長の小林さんが、私たち教職員に向けてメッセージを寄せてくださいました。その中で、これから必要となってくる資質・能力について次のように語っています。

 ~大きな転換期の今、「他者の身になって考えられる能力の広さと深さ」「新たな課題に挑戦し同時に達成する力」といった資質と能力がますます問われていると思います。すべての人たちが立場や肩書など関係なく「これからどうやって生きていけばよいのか」「何を問い直し学び直さなくてはいけないのか」等々を共に探究していかなくてはなりません。~

 これは、これからの社会を担う生徒の皆さんへのメッセージでもあると思っています。本校の特徴は、やはり、学級ごとにテーマを設定し3年間追究する「学級総合」でしょう。多くの学校では、総合的な学習の時間は削減され、やったとしてもイベント的な活動に終わっているのが現状です。しかし、本校の総合的な学習の時間は、本校教育の大きな柱となっています。

 追究の対象を取り巻く「もの、ひと、こと」と深くかかわり、様々な出会いと交わりを重ねます。簡単には答えの出ない「問い」と向き合います。「人としてどう生きるか」考え、行動する中で、他者を慮ることを学びます。正に、これから必要となってくる資質・能力が育まれます。1年後の生徒の皆さんの成長が楽しみです。

 私たち教職員も同じ探究者として、子どもたちと並んで歩んでいきたいと思っています。

信州大学教育学部附属松本中学校
学校長 宮下昭夫

副校長 中島 健

令和4年4月に附属松本中学校の副校長として着任し、本年度もお世話になる中島健です。引き続き本校生徒の皆さんの、明るく、元気に、前向きに活躍する姿を応援しながら、一緒に生活していきたいと思っています。

本校の学校目標のキーワードは、「地球市民」です。新しい時代を生きる生徒の皆さん一人ひとりの考え方や生き方が地球大(グローバル)になることを目指しています。私たちはこれまで、異質なものや異なった文化を互いに理解し尊重し合いながらより良い生き方を求め合う「地球大」の精神を養おうとしています。一方、その精神を養うための活動は、私たち自身の問いに発するものであり、一人ひとりが主体となり互いに共働して愚直に行われてきています。視野をグローバルに広げつつ、足もと(ローカル)の活動を丁寧に行い、物事の理を追究していきます。

コロナ禍を経て、本年度は様々な点で前向きな改善を積極的に行っていく年になっていくと考えています。「今 此処 子ども」の事実に真摯に向き合いながら、「物事の理を追究する」日々の営みを充実させてまいります。

皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。

副校長 中島健   R4_fukuko.JPG

本校の使命

本校は、一般の公立学校と同様に、教育基本法および学校教育法に基づいて、本校の生徒の教育を行うほか、附属学校として、次の三つの使命を担っています。

【教育実習】信州大学教育学部の学生の教育実習を行う。
【教育研究】教育の理論および方法について実証的に研究する。
【現職教育】公開研究会や教育研究会を行い、地域の現職教育に役立てる。

学校目標

主目標:たくましく心豊かな地球市民 -自主・創造・愛他-

1. たくましく心豊かな地球市民の育成をめざす

心身ともにたくましく、心が豊かで、国際的・地球的な視野をもち、かけがえのない生命と地球を守り、社会・人類の幸福に尽くすことのできる人間。

2. 自主・創造・愛他の生徒像をめざす

「たくましく心豊かな地球市民」となるための基本的な三つの生き方
【自主】自ら求め、そのことになりきる生き方に努める生徒
【創造】自ら考え、つくり出そうとする生き方を育む生徒
【愛他】自ら省み、他を思いやる生き方を他に伝える術をもつ生徒

副目標:主目標に加えて、特に中学生として求め続けたい三つの生き方

【清純】清明純粋で、規律正しく、中学生らしさあふれる生き方
【克己】弱い自己にうち克ち、希望をもって誠実に努力する生き方
【母校愛】附中生として誇りをもち、母校を大事にする生き方

基本情報

名称 信州大学教育学部附属松本中学校
所在地 〒390-0871 長野県松本市桐1-3-1
TEL:0263-37-2212
FAX:0263-37-2226