9/7(月)~9/8(火)斑尾にて研修を実施しました
東急リゾーツ&ステイ株式会社(以下、東急リゾーツ&ステイ)の「環境マインド育成プログラム」斑尾研修を、9月7日(月)~8日(火)の2日間にわたって実施しました。
研修場所は、自社施設のある斑尾エリア(上水内郡信濃町、飯綱町)。
7月の研修に続き、関東・東海エリア内の事業所及び本社より15名が参加しました。
※7月の様子はこちらに掲載しています。
1日目の午前は、他社事例として飯綱町にある複合施設「いいづなコネクトEAST」(以下、EAST)の視察からスタート。
EASTは、廃校を活用した地域共生・起業支援の拠点として注目されている施設で、食・農・しごと創りをテーマにさまざまなテナントが入居しています。
子どもの学び舎だった学校が、地域とのつながりをつくり、人びとの交流の場になっています。
指定管理者であるカンマッセいいづなの吉川様より、施設の特徴やまちづくり事業に関する説明と施設内の案内、入居企業の一つであるTOPPAN ICT KOBO藤川様からは地域産業とDXを通したデジタルツールの紹介、地域や自治体との丁寧な対話で事業を進めてきたお話がありました。
さらに、林檎学校醸造所代表の小野様からは、地域の主要産業である農業の課題を生産者、地元雇用などの視点から、そして食品ロス削減から資源循環へと繋がる視点からは株式会社SORENAの伊藤様より、それぞれ地域資源活用、商品化への事業活動を通した課題解決と、地域に価値を残したいという思いをお話いただきました。
午後は、講義とグループワークを実施。感性情報学(認知心理学、感性工学)が専門である林靖人教授から、「サステナブルリゾートとは何か」と題した講義を行いました。
「変化への適応⼒・変化を想像する⼒を養うミカタ(見方)の変⾰」をテーマに、午前中の視察で得られた気づきや具体事例を交えながら、変化を価値創出の機会と捉えて適応していくことの重要性を伝えました。これまでの学びから得たインプットを今後、企画プランとしてアウトプットしていく過程に、皆さんが自分事(オーナーシップ)と実現性とを繋ぎ合わせる思考へと移っていく様子が、活発なディスカッションからも伺えました。
2日目は、タングラム斑尾でのフィールドワークからスタート。
施設担当者より斑尾山の湧き水と地域のつながりを背景に、自社施設が地域と共生して事業を行っていることを改めて認識するとともに、タングラム斑尾で行っている来訪客を対象とした体験など、多様な取組について説明を受けました。あいにくの雨模様でしたが、標高1,100mの野尻湖テラスへリフトで上がると、雲海の下に野尻湖を望むことができました。
その後は、体感した価値をもとにグループワークを実施。アクションプランのテーマや具体的な内容について、各チームでさらに議論、リサーチを進め、アクションプランシートを仕上げていきます。皆さんそれぞれの所属先での経験と本研修での学びを掛け合わせ、悩みながらも楽しんでワークを進めている様子でした。
今回の研修のゴールである中間報告では、各チームから5分間ずつの発表とピアレビューを実施。チーム一丸となって作り上げたプランの進捗とアイデアを全体で共有し、2日間にわたってワークをサポートいただいた弊学の林教授、水谷准教授からのフィードバックを受けてさらなるブラッシュアップへの手応えを得ることができました。
今回の研修は、他社事例の視察や座学でのインプット、そしてチームのメンバーとの協働ワークが凝縮された2日間となりました。
11月は本研修プログラムの最終回となる「成果発表会」を行います。
プログラムの実施にご協力いただきました視察先のカンマッセいいづなの皆様、ご講話をいただいた皆様、東急リゾーツ&ステイの皆様、ご協力ありがとうございました。