土屋陽一市長(左)と井上拓磨社長(右)

土屋陽一市長(左)と井上拓磨社長(右)

品川知子氏(左)と鹿取みゆき先生(右)

品川知子氏(左)と鹿取みゆき先生(右)

浜野京理事(左)と森川英明副学長(右)

浜野京理事(左)と森川英明副学長(右)

 令和5年12月12日(火),上田キャンパスで令和5年度男女共同参画セミナー~第3弾~を開催し,浜野京理事をファシリテーターに,土屋陽一上田市長,株式会社はたらクリエイトの井上拓磨社長,森ビル株式会社森美術館ディベロップメント担当の品川知子氏,本学特任教授の鹿取みゆき先生,本学森川英明副学長をパネリストに招き,パネルディスカッションを行いました。Zoom配信も 実施し,112名が参加しました。

 井上社長からは子育て中の女性が社会に復帰しづらい現状から「誰もが仕事でしあわせになる」を経営理念にした会社を運営するなど,子育て中の女性の社会復帰とキャリア形成についての取組みをお話いただきました。品川氏は学生時代の行動力溢れるご経験や,森美術館で働きながら現代アートを通して多様性を考える契機を提供していること,上田市観光大使という立場から上田の魅力や課題を発信されました。また,上田市長は市民の皆様が個性を発揮できるようにと命名された「うえだカラフルプラン」を通して女性活躍推進事業を紹介され,本学特任教授の鹿取先生はワイン事業を通して,多様な人たちが異業種間で交流することで地域の価値を新たに生み出し,それが地域活性化に繋がることを話されました。森川副学長は繊維学部の特徴である「多様性と独自性」を説明された後,高い専門性を持った個々人を育成し,学生と教職員が互いに切磋琢磨して新たに学術的な創造が生まれることが重要で,大学の組織も「均質な組織」から「多様性を持った組織」へ変わる必要があるとご紹介いただきました。テーマは女性活躍だけにとどまらず多様性や今後の日本社会にまで話が広がり,大変盛り上がりました。
 また,パネルディスカッション後の質疑応答では信州大学の発展のための課題につながる内容となりました。
 多くの方にご参加,ご視聴いただきありがとうございました。


本セミナーの動画は学内限定のオンデマンドでご確認いただけます。https://fdsd.ealps.shinshu-u.ac.jp/course/view.php?id=103


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パネルディスカッションの様子