株式会社ファミーリエ代表取締役社長<br>徳倉康之氏

株式会社ファミーリエ代表取締役社長
徳倉康之氏


平成30年11月14日(水)に平成30年度男女共同参画セミナーを開催しました。

株式会社ファミーリエ代表取締役社長 徳倉康之氏を講師にお迎えし「ライフデザインと働き方~イクボスの必要性~」と題し、講演いただきました。

 松本キャンパス理学部C棟2階大会議室をメイン会場に本学の各キャンパスほか、共催の高等教育コンソーシアム信州の加盟大学(佐久大学)に配信し、113名(教員19名、職員40名、学生42名、学外12名)が参加しました。

 冒頭のアイスブレイクでは、「現在の自分」と「20年後の自分」を想像しながら、8項目(仕事、お金など)の中で優先順位をつけていくというワークを行いました。隣の人とお互いのシートを見せながら話す時間も設けられ、会場は大いに盛り上がりました。こうしたツールを用いてのコミュニケーション手法を学び、価値観は変化していくものであるということ、思い描くライフデザインは多様であることを確認することができました。

「イクボス」とは、部下個人の能力だけでなく、制約条件(育児・介護等)、価値観に配慮しながらマネジメントし、多様な働き方を有効に活かしていく新しい「マネジメントの手法」であると話されました。

 参加されたイクボスのみなさまの意識に、どのような変化をもたらすのでしょうか?

主会場を始め、SUNS配信会場にも多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。

~アンケート(回収率85.0%)結果~ <回答者> 教員:16.8% 職員:35.4% 学生:37.2% 学外:10.6%

<評価> 「とてもよかった」「よかった」=全体の93.8%

<コメント>(自由記述から抜粋)

(学生):就活はしたがまだ仕事を選ぶ基準はライフデザインよりもキャリアデザインが重視だった。講演を通して、長く働き続けるためにライフデザインを考えることが大切だと学んだ。今後はもっと自分の人生、生き方を考えながら働き方を選んでいきたい。

(教員):現実として学びとなった。自身のライフデザインと働き方にはズレがあることを再認識した。働き方の制約があっても働ける環境が整備されることを望みたい。また、個人の意識の持ち方も重要であり、省みていきたい。

(職員):ワークライフバランスは組織の問題であることを再認識した。