【新設】「授業料後払い制度」について(修士・専門職のみ)
2024年01月30日
2024(令和6)年度から国による大学院修士課程(専門職学位課程を含む)を対象とした「授業料後払い制度」が導入されます。
※以下の内容は検討部分を含みます。今後変更となった場合は、随時更新いたします。
※2024年4月入学者で、本制度の対象となり、本制度の申請を希望する場合は、申請希望登録フォームを入力してください。【入力期限:2024年3月22日(金)】
※2024年4月入学者向けのチラシ〔JASSO作成〕もご参考ください。
1.対象者
対象者は以下の1~3の全てを満たす者です。
- 2024年度以降に修士課程(専門職学位課程を含む)に進学し、同課程に在学中の者※1
- 本制度の利用を希望し、大学を通じ申請した者
- 日本学生支援機構 第一種奨学金の採用要件を満たす者(ex.留学生は不可)
※1 2024年4月入学者については、上記に加え以下のすべてに該当すること
- 学部等を2024年3月に卒業した者
- 2023年度以前に「高等教育の修学支援新制度」を利用していたことのある者(廃止・停止者も含む)
2.制度概要
★ 「授業料後払い制度」 = 「授業料支援金」 + 「生活費奨学金」
- 「授業料支援金」「生活費奨学金」ともに貸与奨学金(無利子)の扱いとなります。
- 「授業料支援金」は授業料相当額が学生を介さず、直接大学に振り込まれます。[授業料相当額+保証料]が貸与額となります。
- 希望者は「生活費奨学金」として月額2万円又は4万円(選択可)の貸与を受けることができ、貸与額に加算されます。(※振込額は保証料を差し引いた額です)
- 「機関保証」の加入が必須です。
- 返還方式は「所得連動方式」となり、卒業後の所得や子供の数に応じ月額の返還額が変動します。(※返還必要総額は変動しません)
3.注意事項
- 第一種奨学金(無利子)との併用はできません。第二種奨学金(有利子)は併用可能です。
- 「機関保証」の加入が必須なため、保証料が発生します(「人的保証」は選択できません)。
- 返還方式は「所得連動返還方式」のみです(「定額返還方式」は選択できません)。
- 本学の場合、貸与総額は第一種奨学金の方が多くすることができます。
>第一種奨学金 :88,000円/月×24ヶ月=2,112,000円
>後払い制度 :535,800円/年×2年+40,000円/月×24ヶ月=2,031,600円 - 年度途中に、後払い制度から第一種奨学金に変更はできません(逆もできません)
※以下は、2024年4月入学者にかかる注意事項です
- 第一種奨学金の予約採用候補者は、第一種奨学金の辞退が必要です。
- 2024年4月入学者の「生活費奨学金」初回振込日は、2024年11月以降となります。
- 「特に優れた業績による返還免除内定制度」は、2024年度に限り「授業料後払い制度」には適用されないため、返還免除内定制度を申請している方は、「授業料後払い制度」への申請をお勧めしません。
関連リンク
本件問い合わせ先
信州大学 学生総合支援センター
TEL:0263-37-2199