卒業生からのメッセージ

この春農学部を卒業した社会人1年生です。今は新しい生活への期待と不安を胸にがんばっています。信州の美しい自然の中で大学生活を送れたことはとても幸せでした。中でも、伊那で過ごした3年間は今でも自分の支えになっています。伊那に引っ越したばかりの頃は、夜は真っ暗だし、バスもお店もないし、ずいぶん心細かったのを覚えています。しかしそのおかげで、人のやさしさや温かさが素直に嬉しく、自分を支えてくれる人がいる幸せを知ることができました。恥かしくて口にすることはできませんでしたが、いつも涙が出るほど嬉しかったことを覚えています。大学での勉強は時に辛く厳しいものでしたが、最後までがんばることができたのは、一緒に過ごす仲間たちがいたからです。そしていつも自分たちをやさしく包んでくれた伊那の環境と、そして先生方に感謝しています。