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ご挨拶

ご挨拶

創立60周年にあたって

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信州大学長
山沢 清人

信州大学は、昭和24年に種々の歴史を有する高等教育機関を母体として発足し、平成21年5月に創立60周年を迎えます。この間、8万人を超える有為な人材を送り出し、"知の拠点"として社会の発展に多大な貢献をしてきました。
本学は、大学改革が加速していく中で、平成16年に国立大学法人化という歴史的な転機を経て、すでに5年が過ぎようとしています。今や、自律的で戦略的な大学運営のもとで、大学の使命をしっかり果たしていかなくてはなりません。本学では、新体制を構築するとともに、貴重な財産である人的・知的・物的資源と立地条件を活かして、教育研究などを精力的に推進しつつあります。
教育面では、人材育成の基盤となる教養教育・基礎教育を一段と向上させるために、平成18年、その中核的組織として全学教育機構を新設しました。この充実した基盤教育と先端的な専門教育とにより、豊かな教養と人間性を備え、専門的な知識と技能をもった人材の育成に努めています。特色ある教育として、「環境マインドの育成」があります。"自然との共生"の理念のもと、環境調和型人材を輩出すべく、学生と教職員が一丸となって、エコキャンパスづくりや環境活動を展開しており、キャンパスは活気に満ちています。
研究面では、独創的な先端的研究を重点的に推進してきました。その成果は顕著であり、大型研究推進プロジェクトであるグローバルCOE、科学技術振興調整費、特別推進研究、知的クラスター創成事業(第II期)などに採択されるとともに、数多くの卓越した研究成果が発信されており、広く注目されているところです。
地域貢献においては、多彩な取組みのもとで地域の方々と協働しており、地域貢献度では、全国大学の中でトップレベルに高く評価されています。
最近、新たな創造と挑戦に向けて、「ビジョン2015」を策定しました。このビジョンで強調しているように、内外の厳しい環境に屈することなく、むしろ飛躍への機会としてとらえ、恵まれた資源と立地条件を活かし"地域に根ざし世界に拓く"地域拠点大学をめざして励んでまいります。
創立60周年にあたり、改めて大学の現状を見据え、新たな飛躍への契機とすべく、記念事業を実施することといたしました。皆様方には、ご理解のうえ、一層のご支援とご協力を賜りますようお願いいたします。

信州大学創立60周年を迎えるにあたって

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信州大学同窓会連合会代表
窪田 貞喜

信州大学は2009年5月31日に創立60周年を迎えます。昭和24年学制改革により、信州大学は6学部を擁して、新制の大学として発足しました。その後、文理学部が改組され人文学部と理学部に分かれ、また、経済学部が新設されて、現在は8学部を擁する総合大学として、全国でも上位にランクされる大学です。教育、研究はもとより地域貢献に尽力し高く評価されております。
平成16年4月、国立大学の法人化に伴い、各大学は自主性、自立性を基本として、社会の評価を反映しながら、自己責任において大学の運営が任されるようになりました。  16年秋、信州大学全学部を統一した同窓会を創設して欲しいという小宮山学長の要請があり、また、全国国立大学の趨勢からも、その趣旨が理解されましたので、8学部と旧文理学部並びに旧医療技術短期大学の10同窓会の合意により、信州大学同窓会連合会が発足しました。各学部同窓会には歴史と伝統があり、意見統一は必ずしも容易ではありませんでしたが、大学への支援とイベントへの協力については、全会一致の賛同を得ました。今回の60周年記念事業の実施にあたっては、共催者として資金的並びに人的にも、その責任の一端を果すことになっております。
さて、大学の教育環境は著しく変わり、他の大学に先駆けるためには、独自の創造や挑戦が必要であります。信州大学は長野県という広域の4箇所に学部が分散し、その地域に長いこと密着して、独自の教育、研究また医療活動を展開してきました。しかし、今やIT化の時代で互換性を駆使し、学内の相互の連携はスムーズに実施されており、各学部や学部連携により、教育GPやCOEその他の研究費等について、文部科学省より高レベルの資金助成が得られていると伺います。
一方、「全学教育機構」の新設にともない信州大学全学生が、松本の美しい環境の中で共通の教育を受けられるようになりました。他大学では経験の出来ない一年間になるでしょう。信州大学生としての認識を深め、やがて同窓意識を高める機会になって欲しいと思います。
60周年記念事業は信州大学の過去の実績を顕彰すると共に、未来への進路となる学生教育、研究目標、社会貢献を学内外へ訴えて行かなければなりません。2009年6月1日から一週間にわたって行われる記念行事については、記念事業実施委員会が企画したものですが(詳細は別掲)、その成果を期待します。  なお、記念行事遂行にあたり、松本市、松本市美術館、その他関係機関のご協力を得ましたことは心強いところです。
終わりに、信州大学同窓会員は8万人を超えるといわれます。各学部同窓会におかれましては、一人でも多くの方々が信州大学の現状を理解し、関心をお持ちいただいて、行事への参加をお願い申し上げます。