卒業生からのメッセージ

今年で生まれ育った大阪を離れて２３年目になりました。途中５年ほど山梨で生活をしましたが、どんどん信州での生活の方が長くなっています。大学入学時にはこんなに長く住む事になるとは考えもせず、むしろ絶対に大阪に帰る（こんな田舎では暮らせない）と考えていました。しかし信州大学にかかわる仕事に付き、家族も出来て生活するようになり、ふと、やはり僕には信州に縁があったとしか考えられないようになりました。それは、大学時代の出会いが僕の人生の全てを決定付けたのではないかと思うからです。大学が好きで通ってはいましたが、友人に会うためであり勉強する事が第一義ではありませんでした。サークル 活動（混声合唱）にのめり込み夜を徹して語り合い歌いあいました。そしてその活動はさらに地域に広がり今でも続けています。また、働くきっかけになった生協の学生委員の活動をする為でした。そして今も生協の職員として仕事をしています。妻も教育学部卒です。 こんな、人生を与えてくれるきっかけになった信州大学に感謝しています。６０周年おめでとうございます。