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環境・エネルギー材料科学研究所 林文隆助教と理工学系研究科環境機 能工学専攻1年の喜田聡さんが第9回日本フラックス成長研究発表会において優秀発表賞を受賞

14年12月19日

  環境・エネルギー材料科学研究所 林文隆助教(写真左)と理工学系研究科環境機能工学専攻1年の喜田聡さん(写真右)が、12月11日(木)~12月12日(金)に高知大学で開催された国内会議『第9回日本フラックス成長研究発表会』において、優秀発表賞を受賞しました。

  本会議は、結晶科学や結晶工学を中心とする材料科学の国内会議であり、 約40件の表彰対称となる発表のうち、林助教と喜田さんが優秀発表賞を受賞しました。この賞は、優れたプレゼンテーションに対して授与されるもので、本年度は全体で4名が選出されました。

  林文隆助教の発表題目は『斜方晶LiMnO2結晶の多孔性H2Mn2O5結晶への化学変換』であり、多孔性H2Mn2O5結晶への変換とそのイオン交換特性(選択的吸着特性)に関する研究成果を発表しました。多孔性H2Mn2O5結晶は優れたLiイオン選択吸着特性と化学的安定性を示すことを発表し、同賞を受賞しました。

  喜田聡さんの発表題目は『超格子型LiNi0.5Mn1.5O4結晶のフラックス育成と電気化学特性』であり、フラックス法にて作製したリチウムイオン2次電池用正極材料の電気化学特性に関する研究成果を発表しました。高品質な結晶層を再現性良く作製でき、良好な電気化学特性を発現することを発表し、同賞を受賞しました。

左:林文隆助教 右:喜田聡さん

左:林文隆助教 右:喜田聡さん