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「軍手ィ(ぐんてぃ)」が英国ロンドンでの見本市「テントロンドン」に出展しました

14年09月30日

  信州大学繊維学部の学生グループが企画したカラフルな軍手、「軍手ィ(ぐんてぃ)」が、平成26年9月18~21日(日本時間)開催の、英国ロンドンでの見本市「テントロンドン」に出展しました。
  学生グループは「ハナサカ軍手ィプロジェクト」。繊維学部感性工学課程の学生たちが7年前からオリジナルプリントの軍手を製造・販売し、その売上金で長野県内の小学生・病院に入院する子供たちに「ちび軍手ィ」を送るなどの活動を行うほか、最近では長野県の仲介でコンビニエンスストアでも販売されるなど、多くの話題を提供しています。
  今回のステージはなんと英国。「テントロンドン」は、ロンドン・デザイン・フェスティバルで行われる国際的なイベントで、インテリアを中心に約300ブースが出展されています。出品される新製品は、世界から集まる感度の良い来場者に直接販売もできるので、製品のマーケティングやブランド化戦略などにも役立っています。デザイナーズブランドの共演的要素が高いので、出展にあたってはもちろん主催者の審査も必要でした。
  出展は3日間で、英国バージョンデザインを含み軍手ィ(ぐんてぃ)200組を持参。「ハナサカ軍手ィプロジェクト」の顧問で、浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)の産学連携コーディネータ、信州大学繊維学部特任教授でもある岡田基幸氏は、今回の成果を「武者修行でしたが、予想外にいい感触を得た。新しい価値創造という視点で、軍手の作業用の手袋をリメイクした斬新さが、世界のデザイナーとバイヤーの目とまった、という感じです。」と語りました。

オリジナルデザイン(英国バージョン)の軍手ィ

今回の出展のために用意した、オリジナルデザイン(英国バージョン)の軍手ィ。
岡田氏と現地に飛んだ、ハナサカ軍手ィプロジェクト前代表の稲岡翔馬さん(大学院2年)提供。

来場者

軍手ィを着けてきさくに撮影に応じてくれた来場者

ユニークなディスプレイ

デザイナーズの見本市らしく、個性的な会場でユニークなディスプレイ