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理工系の楽しさを子ども達に! 工学部で「ひらめき☆ときめきサイエンス」開催

14年08月19日

「光る雲母をつくってみる」では実験用の白衣を着て、光る雲母を作る実験を行った

「光る雲母をつくってみる」では実験用の白衣を着て、光る雲母を作る実験を行った

  信州大学工学部は、平成26年8月9日、大学における研究成果を小中学生・高校生にも広く知って貰うことを目的とした体験型プログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催しました。
  同プログラムは、大学の自由な研究を支えるため、国の資金をもとに支出される研究費、「科学研究費助成事業」の成果を広く一般に知って貰おうと、(独)日本学術振興会(JSPS)が、大学や各研究機関と協力し実施している事業で、企画したのは工学部の5つの研究室。
  研究室ごとに「コンピュータ・サイエンスの基礎の基礎、不思議なスプーンで飛行船を動かそう!」「水をキレイにする化学」「ながれの不思議~渦を利用した輸送から飛行まで~」「光る雲母をつくって見る」「組み立てて制御してみよう!シーソーに載せたボールがひとりでに止まるよ」といったテーマを設定。それぞれの研究のベースとなる内容を、小中高生向けに再構成した体験型プログラムを実施しました。
  申し込みのあった85名の小中高生は、それぞれ希望するテーマのプログラムに参加。各教室では、教授や学生からの指導を受けながら、楽しみながらも真剣に取り組む子ども達の姿が見られました。
  これまで工学部では、様々な研究内容を広く一般に公開することで、大学自体を地域に開き、存在をより身近に感じてもらうことも目指し、このような形のイベントを単発的には開催してきましたが、5つの研究室が同時に実施するのは初めてです。大石修治工学部長は、「理工系に興味を持つ子ども達がこれ程いるとは驚き、理工系の未来は明るいと感じます。小さな頃の些細な学びのきっかけが、将来を決めることもある。その一助になれば。」と今後の展開に期待を寄せました。

「ながれの不思議 ~渦を利用した輸送から飛行まで~」では、学生が子ども達に楽しく講義

「ながれの不思議 ~渦を利用した輸送から飛行まで~」では、学生が子ども達に楽しく講義

「組み立てて制御してみよう!シーソーに載せたボールがひとりでに止まるよ」では、本格的なキットで自動制御の仕組みを体験

「組み立てて制御してみよう!シーソーに載せたボールがひとりでに止まるよ」では、本格的なキットで自動制御の仕組みを体験

「コンピュータ・サイエンスの基礎の基礎、不思議なスプーンで飛行船を動かそう!」では、スプーンを使って情報処理を行う仕組みを学んだ

「コンピュータ・サイエンスの基礎の基礎、不思議なスプーンで飛行船を動かそう!」では、スプーンを使って情報処理を行う仕組みを学んだ

「水をキレイにする化学」では、オレンジジュースを透明にするなど身近なところにある素材で化学実験

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