ホーム > トピックス一覧 >

トピックス詳細

トピックス

信州大学と韓国全南国立大学アランマクダイアミッドエネルギー研究所が大学間協定を締結

14年08月11日

アランマクダイアミッドエネルギー研究所Kap-Seung Yang所長(左)と先鋭領域融合研究群 濱田州博群長

アランマクダイアミッドエネルギー研究所Kap-Seung Yang所長(左)と先鋭領域融合研究群 濱田州博群長

  2014年7月25日、信州大学と韓国全南国立大学アランマクダイアミッドエネルギー研究所(AMERI : Alan G. Mac Diarmid Energy Research Institute, Chonnam National University)は大学間協定の締結調印式を開催いたしました。
調印式に合わせて、両大学共催でのシンポジウムを開催し、両機関の研究内容の相互理解を進めました。
  この調印締結により、信州大学先鋭領域融合研究群のカーボン科学研究所・バイオメディカル研究所を中心とした、カーボンナノチューブ関連の今後の研究に大いなる成果をもたらすことが期待されます。
  全南国立大学は、1952年に創立された韓国の国立総合大学であり、 地域拠点大学として教育と研究で高い競争力を発揮しています。学内は、 11の大学院、16の学部、15の付属施設、4の大学付属施設、2の大学付設学校、110の研究所で構成されており、総教職員2,107名(うち教員1,181名が在籍)を擁しています。また、総学生数は29,000名にのぼり、大学院生約5,000名が在籍しています。
  アラン・マクダイアミットエネルギー研究所は、カーボンベースのエネルギーデバイス応用分野における世界トップレベルの研究拠点であり、その実績は世界的に高く評価されています。カーボンナノファイバー(CNF)を用いた高機能性エネルギーデバイスに関して、2007年より、カーボン科学研究所所長(当時)の遠藤守信特別特任教授と、全南国立大学アラン・マクダイアミッドエネルギー研究所長であるProf. Kap-Seung Yang が継続的に共同研究を推進し、現在に至っています。
 今後は、この大学間協定に則って、ナノカーボンのバイオ・メディカル分野応用、エネルギー用ナノカーボンの開発、カーボンベースの複合材料の開発についての研究に力を入れていく予定です。

記念撮影