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第5回信州大学ものづくり振興フォーラムを開催しました

14年08月19日

  地域の産学官連携強化を図ることを目的に、信州大学と企業、自治体などで構成する「信州大学ものづくり振興会」は、平成26年8月8日、「第5回ものづくり振興フォーラム」を開催しました。会場は信州大学長野(工学)キャンパスの信州科学技術総合振興センター(SASTec)。同フォーラムは、会に所属する企業の特色ある技術や製品を一堂に集め、会員相互の理解と技術活用を図ることを目的に、年2回開催し恒例となっています。
  今回は、信州大学との共同研究で開発された技術や製品のほか、企業が独自に企画した新製品などを59ブースで展示。約240名の参加者があり、活発な情報共有と意見交換を行いました。また、新たに工学部の各研究者のブースも設け、大学が持つ研究シーズを広く一般に知って貰う機会にもなりました。
  同会のコーディネーターを務める工学部・白川達男特任教授は、「一般に“高い”と思われがちの大学の敷居を低くすると共に、会員同士の交流を深めることで、産学連携だけでなく“産産”連携を図る良い機会にもなっている」と話しました。
  今回は(公財)長野県テクノ財団といった公的機関や、銀行などの金融機関も初出展。八十二銀行の片桐大輔さんは、「お客様の持っている技術を実際に見て話を聞く機会はあまりない。良い機会になった」と同フォーラム参加が有意義であったことなど、感想をいただきました。
  「信州大学ものづくり振興会」は、大学の研究シーズを活かしながら、地域の産業振興を図ることを目的に設立され、現在、約200の企業・自治体・団体が所属。技術講演会や技術交流サロンなどのイベント開催のほか、企業からの技術相談や信州大学との共同研究を積極的に進めながら、産学官連携で地域の活性化を目指し活動しています。

多くの参加者が各ブースを見学

多くの参加者が各ブースを見学

信州大学工学部各研究者のブース

信州大学工学部各研究者のブース

真剣に説明を受ける参加者の様子

真剣に説明を受ける参加者の様子

同会コーディネーターの白川達男特任教授

同会コーディネーターの白川達男特任教授