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「青少年のための科学の祭典」を8月9・10日に開催

14年08月19日

  信州大学では、平成26年8月9日・10日、小中学生・高校生を対象に科学の楽しさや面白さを知って貰うことを目的に毎年実施している「青少年のための科学の祭典」を開催しました。本祭典は、公営財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館が主催し全国で実施されているもので、長野県は信州大学が受け持ち、毎年、理工系の各学部持ち回りで開催しています。
  今年度は理学部の各教室を開放し、理学部以外でも教育学部や工学部からの出展、また民間企業や近隣の高等学校の自然科学部など、60を超えるブースを設けました。
  大学出展のブースでは、大学が研究する科学の内容を子ども達に分かり易く伝えるため、工夫を凝らした展示や体験コーナーを用意しました。強い磁気力を発する大型装置の体験や、宇宙線を観察する展示など、普段なかなか触れることのできない大学の装置や研究内容の展示に、歓声をあげたり、真剣に覗き込んだりする子ども達の姿がみられました。また、大学所有の施設を一般の人にも身近に感じてもらうため、2年前に開館した「信州大学自然科学館」を見学するツアーも実施。初日だけで親子連れを中心に、約800名の参加者が訪れました。
  理学部では、2002年から、大学の研究成果を分かり易く展示し、体験してもらう小中高生向けの科学イベント「自然のシリーズ」を毎年実施しており、今年度はそのノウハウを活かした内容となりました。
  本祭典の実行委員会事務局を務める竹下徹 学術研究院(理学系)教授は、「実際に見たり、体験したりすることで、科学の様々な分野に興味を持ってもらい、将来を担う子ども達に何かしらインパクトを与えられれば」と話しました。

磁気を発する大型装置を体験。大人も子どもも興味深そうに覗き込む

磁気を発する大型装置を体験。大人も子どもも興味深そうに覗き込む

真剣に説明に聞き入る子どもたちの姿

真剣に説明に聞き入る子どもたちの姿

会場内は様々なブースが設けられ、それぞれ楽しそうに見学する姿がみられた

会場内は様々なブースが設けられ、それぞれ楽しそうに見学する姿がみられた