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「松本市地震動と地盤の相関に関する調査業務報告書」を公表しました

14年07月28日

 信州大学の研究者等で構成する「信州大学震動調査グループ」が平成24年度から松本市と調査を進めてきた「松本市地震動と地盤の相関に関する調査」の結果を報告書にまとめました。
 本調査は、地震災害に備えるため、松本地域のボーリングデータを収集し、新しい表層地盤図を作成するとともに、地盤データと平成23年6月30日に発生した長野県中部の地震の振動調査(アンケートによる体感振動調査)等を基に、地盤と地震動の相関関係を明らかにする事業です。
 全体のマップは今年3月に公表しましたが、今回の報告書では、松本駅周辺など特に揺れやすい領域を10地域に分けて、それぞれの詳細な「揺れやすさマップ」や地盤特性を紹介。地震防災の啓発に役立てるなどの活用が期待されています。
 報告書は町内会や図書館に配布するほか、松本市ホームページ、本学ホームページでも公開しています。