駐日バングラデシュ大使ご夫妻が農学部を表敬訪問
14年06月20日
2014年6月19日(木)、マスード・ビン・モメン駐日バングラデシュ大使ご夫妻が信州大学農学部を訪問されました。バングラデシュ出身の学生及び学生の指導に関わっている教職員との交流が目的です。農学部では、バングラデシュ農業大学とチッタゴン大学森林環境科学研究所と学部間協定を締結しており、現在本学に在籍しているバングラデシュ留学生7名のうち6名は農学部に在籍しています。
中村宗一郎副学長・農学部長から歓迎の挨拶があった後、佐藤友則国際交流副センター長から本学のバングラデシュ留学生受け入れに関する経緯等について説明がありました。モメン大使ご夫妻からは、日本に留学しているバングラデシュ学生の半数は農学分野である、近年バングラデシュでは「食の安全」について関心が高くなっているなど、農学分野の研究推進に期待する意見が多く聞かれました。その後行われた昼食会では、バングラデシュ留学生、留学生指導教員など約20名が参加し、和やかな雰囲気の中、意見交換が行われました。また、留学生が一人ずつポスターを使って研究内容を発表し、モメン大使ご夫妻は熱心に耳を傾けられていました。モメン大使は「素晴らしい指導教員の先生方のもとでバングラデシュ留学生が研究できることに感謝します。今後も更なる交流が進むことを期待します。」と述べられ、また留学生に激励の言葉を送られていました。昼食会の後、各留学生の研究室や農学部図書館、食と緑の科学資料館「ゆりの木」を視察されました。
農学部では、新たに2名のバングラデシュ留学生を10月に受け入れる予定です。
