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9月より開催の『ホイッスラー展』記者発表会にて 小野文子 学術研究院 准教授(教育学系)がホイッスラーの魅力を語る

14年05月30日

今年9月から来年3月までの期間、京都国立近代美術館および横浜美術館において開催される『ホイッスラー展』の記者発表会が5月23日に東京都プレスクラブで行われ、本展覧会の監修者である信州大学 小野文子 学術研究院 准教授(教育学系)がホイッスラーの魅力と展示作品について解説しました。

 

ホイッスラーは、19世紀にロンドンとパリを拠点に活躍した「ジャポニズムのパイオニア」と称されるアメリカ人画家です。日本で人気のクロード・モネなど印象派の画家たちとも親交があり、唯美主義のリーダー的存在でした。19世紀の欧米の画壇において最も影響力のあった画家のひとりとして世界的に知られています。


欧米において大変人気のあるホイッスラーの作品を20か所以上の機関より収集し実現することとなったこの『ホイッスラー展』は、1994年にロンドン、パリ、ワシントンD.C.で開催された回顧展以来、最大級のホイッスラー回顧展として注目を集めています。

 

西洋美術史、特に東西の美術交流史およびイギリスのジャポニズムを専門とする小野准教授は、長年のホイッスラー研究の経験から、今回の『ホイッスラー展』の監修を務めています。

記者発表会では、ホイッスラーの画家としての魅力や当時の画壇への影響について熱く解説、さらに注目作品の鑑賞ポイントなどを詳しく紹介しました。

 

『ホイッスラー展』は、9月13日から11月16日まで京都国立近代美術館にて、12月6日から来年3月1日まで横浜美術館にて開催されます。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。

http://www.jm-whistler.jp/

ホイッスラー展について説明する 学術研究院 小野文子 准教授(教育学系) 

ホイッスラー展について説明する 学術研究院 小野文子 准教授(教育学系) 

会見場の様子

会見場の様子