JA長野県グループと信州大学が連携協定及び覚書を締結しました
14年04月14日
信州大学とJA長野県グループは、研究開発、新規事業の創生、人材交流、教育及び人材育成、地域貢献及び社会貢献、地域医療の推進等の分野で相互に連携協力し、科学技術の振興と地域産業及び社会の発展に寄与することを目的に、包括的連携に関する協定を締結し、平成26年4月11日に松本キャンパスにおいて調印式を行いました。また、本協定に基づき、超高齢社会に対応するために必要な事業の連携協力について覚書を締結しました。
JA長野県グループとは、これまで農学部が平成17年12月に連携協定を締結(平成23年4月に更新)し、農業及び地域産業の振興、地域資源の活用等で協力関係を築いてきました。また、長野県厚生農業協同組合連合会との寄附講座「医学教育学講座」の開設、信州直売所学校や「ながのブランド郷土食」の人材育成や事業化までの連携協力、みなみ信州農業協同組合への「市田柿省力化安定システム」実施許諾など、個別に連携・協力を行ってきました。
山沢清人 学長は、「これからは本協定を基に工農連携による農業イノベーション創出のための事業や医農連携による各種事業など、複合分野において包括的に連携をしていきたい」と述べ、また、JA長野中央会の大槻憲雄 会長は「2018JA長野県ビジョンを実現していくためには信州大学全学部との連携が必要」と、双方でオール信大とJA長野県グループ全体が連携していくことの必要性を述べました。
また、覚書(超高齢社会に対応するために必要な事業)に関し、医学部池田修一 教授から説明があり、「医学部、農学部が連携して進めるバイオメディカル研究所においてJA長野県グループの協力の下、高度な医療を提供することも地域医療、地域貢献の一つ」と説明がありました。
