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「第1回信州大学見本市 知の森総合展2014」を開催しました

14年03月05日

  信州大学の研究シーズを広く地域社会へ発信するため、研究内容を展示・発表する「第1回信州大学見本市 知の森総合展2014」を2014年3月4日(火)、長野キャンパス(工学部)総合研究棟を会場に開催しました。
  本見本市は、信州大学の研究シーズを広く地域へ発信し、総合大学としての特徴と強みに触れてもらいながら相互に情報交換を行い、新たな製品・技術開発、問題解決を図ることを目的とした本学初の試みです。主催は信州大学見本市開催実行委員会(構成:信州大学AGENDA・信州大学産学官連携推進本部)。山沢清人学長を実行委員長に据え、大学の総力をあげての企画として位置づけられています。
  当日は、文系・理系問わず、それぞれの分野で活躍する本学の研究者らが一堂に会し、124のテーマで135ブースを出展しました。10時30分の開場と共に、県内外の企業をはじめ行政関係者や一般市民など17時の閉会までに約480名の参加者が訪れました。
  特別展示のブースでは、2月28日に打ち上げが成功した信州製超小型人工衛星「ShindaiSat(シンダイサット)」(愛称・ぎんれい)の実物大模型の展示や、人の動きに同調して運動を補助するリハビリ訓練・日常生活支援のためのロボティックウェア「curara(クララ)」の上肢タイプが初披露されました。
  実行委員会幹事長を務める繊維学部・杉本渉教授は、「見本市を通じて、より地域との連携を強めたい。また、会う機会の少ない各学部の先生方が顔を合わせる場にもなる。こうした出会いが新たな発想とイノベーションを生むきっかけになれば、様々な意味で信州を盛り上げていくことに繋がると感じています」と話し、本見本市の成果に期待を寄せていました。
  「信州大学見本市」は今後も継続して開催する予定で、広く門戸を開き、総合大学としての信州大学の魅力と強みをより多くの人に知って貰う機会にしたい、としています。

多くの人が訪れた見本市会場

多くの人が訪れた見本市会場

打上げが成功した人工衛星「ぎんれい」の実物大模型も展示

打上げが成功した人工衛星「ぎんれい」の実物大模型も展示

ロボティックウェア「curara(クララ)」の上肢タイプも初披露された

ロボティックウェア「curara(クララ)」の上肢タイプも初披露された

幹事長を務める繊維学部杉本渉教授

幹事長を務める繊維学部杉本渉教授