2016年1月6日 各種研究成果物を公開いたしました

本研究プロジェクトの調査・研究を通じて得られた成果として、論文・レポート・プレゼンテーション資料を公開いたしました。成果物(論文・レポート等)のページよりご覧頂けます。本研究成果が、これからの新しい水資源の保全・活用にお役立て頂けますと幸いです。

2014年1月31日 アンケート調査を終了しました

1月10日から実施して参りました「安曇野市における環境・コミュニティに関するアンケート調査」について、調査票の回収を終了いたしました。おかげさまで、大変多くの安曇野市民の皆様にご協力をいただき、目標を遙かに上回る回収率(50%以上)となりましたことをご報告させていただきます。皆様のご協力に心より御礼申し上げます。

2014年1月10日 安曇野市にて環境・コミュニティに関するアンケート調査を実施中

調査の目的

本研究プロジェクトの研究フィールドの一つである安曇野市は、とりわけ豊かな水資源に恵また地域です。このような実情を踏まえ、信州大学では安曇野市と連携して、安曇野市民の皆様を対象に「環境やコミュニティに対する意識調査」を実施することになりました。本調査は、安曇野市と連携して調査を行っていますが、大学における研究グループが行う学術調査です。商業利用など、他の用途に転用することは決してありません。

調査の時期

2014年1月10日(金)~ 2014年1月31日(金)

調査の対象者

安曇野市にお住まいの80歳未満の成人の方々です。
※平成25年12月1日現在の住民基本台帳を元に2,000名を無作為に抽出しました。
調査への回答は自由ですが、多くの方のご協力をお願いいたします。

担当教員

岡本卓也(人文学部 社会心理学)

お問い合わせ

信州大学RISTEX研究プロジェクト事務局

【個人情報保護方針】

本研究プロジェクトは個人情報保護法を遵守し、調査対象者の氏名、住所、電話番号等個人を特定できる情報は決して漏らしません。

個人情報の取得

  1. 本研究プロジェクトは、適法かつ公正な手段によって個人情報を取得いたします。
  2. 本研究プロジェクトが個人情報を取得する場合は、取得する情報の利用目的、取得した情報の管理者を表示します。

個人情報の管理

本研究プロジェクトは、保有する個人情報への不正アクセス、個人情報の漏えい、 紛失、破壊、改ざんの防止に努めます。

調査票・調査データの管理

  1. 調査票の原票は施錠できる場所に保管し、部外者に閲覧されることがないよう厳重に管理いたします。
  2. 調査票の原票は、調査終了後シュレッダーによる裁断、または溶解の処理をいたします。
  3. 調査結果は数値データに変換しそのデータファイルの使用権を制限した上で厳重に管理、保管いたします。
  4. 調査結果の公表においては、個人を特定できる情報は公表いたしません。

個人情報に関する意見、質問への対応

本研究プロジェクトは、個人情報の取り扱いについての調査対象者からのご意見、ご質問に対し迅速かつ適切に対応し、そのための体制の整備に努めます。

2013年7月3日 グループ会議(社会科学研究G)を開催

社会科学研究グループよるグループ会議を開催しました。長野市にある工学部キャンパスとテレビ会議システムをつなぎ、マネジメントグループも参加し、研究プロジェクトの進捗確認や報告、水利権やその他、法的課題等に関する情報交換・勉強会を行いました。

2013年6月28日 栄村 小赤沢地区の水路に流量観測機器を設置

現在、工学部の池田教授が中心となりナノ水力発電の導入を目指している栄村の小赤沢地区において、年間を通じた水資源の詳細データを収集するため、流量を観測するための機器(水位計)を水流の中に設置する工事を行いました。

2013年6月25日 地下水・地下熱資源供花活用研究会(AGREA)準備会に参加

本学工学部の藤縄教授の呼びかけにより「地下水・地下熱資源供花活用研究会(AGREA)」準備会が開催されました。県内外から13の関連企業等と大学関係者の19名が集まり、今後の研究会の運営や活動について検討が行われました。準備会では2013年9月4日に長野市で設立総会を開催することが決定しました。

2013年6月24日 栄村 小赤沢地区における水源地調査を実施

水利権やその他の権利関連の予備調査として、ナノ水力発電技術を導入する予定の水源を調査し、水資源が集落の中でどのように使われているか実態調査を行いました。

2013年6月20日・21日 産学連携学会 第11回大会に参加

岩手県盛岡市で開催された産学連携学会 第11回大会に参加し、ポスターセッションおよび、オーガナイズドセッションにて本プロジェクトの発表を行いました。

写真はポスターセッションの様子

オーガナイズドセッションにおいては、全国から4つのRISTEXプロジェクトが参加し、プロジェクトに関わっている研究者が意見や情報交換を行い、「政策実装」について議論が交わされました。

今回セッションに参加したRISTEXプロジェクトは以下の通り [平成24年度採択]科学技術イノベーション政策のための科学 ・地域科学技術政策を支援する事例ベース推論システムの開発 >> PJ情報(外部リンク) ・STIに向けた政策プロセスへの関・層別関与フレーム設計(PESTI)>> PJ情報(外部リンク) ・イノベーション政策に資する公共財としての水資源保全とエネルギー利用に関する研究 >> PJ情報(外部リンク) [平成19年度採択]科学技術と人間 ・市民と専門家の熟議と協働のための手法とインタフェイス組織の開発 >> PJ情報(外部リンク)

2013年4月2日 栄村 秋山郷の現地調査

昨年の秋より、事前調査を実施していた栄村内の小赤沢地区、上ノ原地区、屋敷地区 3地点の小水力発電導入候補地を訪問し、現地調査を行った。その結果、ナノ水力発電の導入は小赤沢が最も適しているという結論に達した。今回の導入の条件としては、他の候補地に比べ、以下の3点が適していると考えられる。

  1. 集落に近いこと(メンテナンス、電気利用の観点)
  2. 集落の公共的施設等に送電し、電気を使うことを想定できる
  3. 非常時に集落の避難所などの電源として活用できそうである

ただし、本プロジェクトで利用可能な予算の関係により、500W~1KW程度のナノ水力発電しか導入できない。(※ポテンシャルとしては、10KW~20KW程度の発電も可能であるという技術的な見解も得られた。)

発電した電気を利用する公共施設としては、以下の4か所があることが分かった。

  1. 秋山郷総合センター「とねんぼ」(栄村役場秋山支所等)
  2. 小赤沢公民館
  3. 村直営の「高齢者生きがいセンター」
  4. 公衆トイレ(主に観光客が利用する)

以上を踏まえ、小赤沢地域における実際の技術導入を試みることとなりました。

(写真左:秋山支所「とねんぼ」 右:公衆トイレ「苗場の清筥(しのばこ)」)

2013年4月1日 研究プロジェクト全体会議を開催

平成25年度を迎え、研究プロジェクトは第2年次となりました。プロジェクトメンバーである社会科学分野の研究者や自然科学分野の研究者が一同に会し、プロジェクトの進捗確認や年度計画の確認を行いました。