ナノテクノロジープラットフォーム事業は令和3年度で終了し、 新たに「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)」事業に移行しました。
マテリアル先端リサーチインフラ事業のサイトはこちら
なお、事業移行に伴い、本Webサイトは基本情報の更新を終了します。

装置一覧

顕微トリプルラマン分光装置

堀場製作所製 6400MW/Vis-NIR

光学的構造解析支援

基本仕様

分光器: トリプルモノクロメーター
焦点距離:640mm
レーザ:Ar,He-Ne, YAG, Ti-サファイア 
加熱:~1500℃まで       
マッピング分解能:1μm

概要・用途

ラマン散乱は、物質に光を入射したとき、散乱された光の中に入射された光の波長と異なる波長の光が含まれる現象で、分子や結晶はその構造に応じた特有の振動エネルギーを持つため、単色光源であるレーザーを用いることで物質の同定などに用いられている。現在保有のトリプルラマン分光装置は、低波数域でのマルチチャンネル測定が可能な差分散モードをはじめ、高分解能が得られる加分散モード、通常の差分散モードよりもさらに広い波長範囲が同時測定できる低分散グレーティング採用など、マルチチャンネルディテクタの性能を十分に発揮させることができるラマン測定モノクロメータです。

このページの先頭へ