ナノテクノロジープラットフォーム事業は令和3年度で終了し、
新たに「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)」事業に移行しました。
(マテリアル先端リサーチインフラ事業のサイトはこちら)
なお、事業移行に伴い、本Webサイトは基本情報の更新を終了します。
本装置は、ガス環境調整機能を備え、ガス貫流高温加熱ホルダ先端の試料室のガス環境を精緻に制御し、In-Situでナノカーボン等の成長過程や原子レベルの構造変化を直接観察できる環境制御型透過電子顕微鏡です。
ガス環境・試料加熱下で試料観察を行うための専用のTEM用ホルダ(写真右上)を用いて、その先端には着脱可能なシーリングブロックが取り付けられ、その内部には隔膜型ガス雰囲気試料室(EC)を取り込むことができるとともに、ワイヤヒータを組み込み、試料を~90kPaの任意のガス雰囲気中で1500℃まで加熱することができます。