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事業紹介

同窓会研究補助事業ご利用のお誘い

趣旨

  1. ① 日々の教育研究・教育実践を大切にし、自らの授業改善に努める
  2. ② 専門職として、教師自らの教育研究・教育実践を磨き合う
  3. ③ 教育の振興・改善についての情報を共有し合う

対象者

教育学部同窓会員で、同窓会費を納入している者

応募について

  1. ① 研究補助費の明細や研究実践報告は求めていません。
    ※ただし、A4用紙1枚程度の研究概要を提出していただき、同窓会報やホームページに掲載させていただくお願いをいたします。
  2. ② 補助金は一律に1万円です。
    ※予算の関係で、年間10人程度に補助金を差し上げています。
  3. ③ 申し込みは、下記の様式をお使い下さい。(クリックするとダウンロードを開始します)
     研究補助申請書<Word> | 研究補助申請書<一太郎>
    (ダウンロードできない場合は右クリックからダウンロードしてください)
  4. ④ 申込期限は2月末頃といたします。

お申し込みに際しては、あらかじめお問い合わせください。
多くの皆さんからのご応募をお待ちしています。

同窓会研究補助事業に関するお問い合わせはこちら

平成29年度研究補助一覧

No. 氏名 在籍校 研究題目 研究内容の概要
1 菅沼 太郎 長野市立
柳町中学校
仲間とともに願いを共有し、気づきを伝え合いながら、生徒一人ひとりが目指す姿にせまる保健体育学習のあり方   本校では、現指導要領でクローズアップされている武道(剣道)の学習で1年次~3年次までの系統的な教材開発を行ってきた。対人的競技である剣道は、やみくもに打突しても空いてから有効打突を奪うことはできない。自分の攻めかけによって相手がどのように反応し、どこを打突すべきなのかを瞬時に予測、判断して打突しなければならない。しかしながら、生徒自身の力ではなかなか相手のスキを見つけ、対応することが困難である。そこでグループの仲間と試合や練習の映像を見たり、動きを分析し、分かりやすく生徒に提示したりすることで自分の姿を確認し合って追究できる授業になると考えた。
2 清水 恒善 山ノ内町立
山ノ内中学校
持続可能な社会づくりを担う生徒の育成~ESDの研究と実践~  山ノ内中学校はH27にユネスコスクールの登録申請を機にESDに取り組んでいる。志賀高原ユネスコパーク内にある中学校として、私たちが取り組むべき環境保全や町づくりのことについて地域や行政の方と連携しながら学習を深めている。身近な地域の課題は地球規模の課題とつながっており、それらの課題をいかに自分ごととしてとらえ、その解決に向けて主体的に行動できる生徒を育てていくための研究を深めたい。SDG'Sの位置づけや教科横断的な学び、総合と行事との関連、地域や他のユネスコスクールとの交流等を通して、持続可能な社会の形成者としてふさわしい資質や価値観をもった生徒を育成したいと願う。
3 野木村 恵 長野市立
豊野中学校
言葉へのこだわり  日々の授業の中でふと切なくなるのが、生徒たちの“なんとなく”という言葉に出会った時である。私は生徒たちにその“なんとなく”に込められた思考や感覚を伝えられる力を身につけてほしい。自分自身が使う言葉に対して、もっとこだわりをもってほしいのだ。そのための教材研究や指導方法を見出すための研究をしたいと思っている。
4 島田 祐次 中野市立
高丘中学校
子どもたちの体力向上を目指して~運動の楽しさを感じながら体力向上を図る取り組み~  子どもたちが運動を楽しみながら体力を向上させることができるよう、体力を高める活動に取り組んだ。まず、昨年度の体力テストの結果から、自らの体力のよさや課題を把握し、今後伸ばしていきたい点を明確にした。教師が紹介した運動を実際にどの身体の部位を使っているのかを意識しながら試し、自らの体力アッププログラムを作成していった。朝の活動の時間や体育の授業時間などを利用し、体を動かすようになった。  今回の取り組みにあたり、養護教諭とも連携し、運動以外の食事と睡眠についての保健指導も行った。体力を向上させるには、バランスのよい食事・適度な睡眠・運動のすべてが大切であることを知った子どもたちは、日々の生活を見直し自らの体力アッププログラムに活かしていった。  今回の取り組みでは、運動が苦手な子どもも得意な子どもも一緒になって楽しみながら活動することができた。友だちと体を動かすことでかかわりが生まれ、一人では感じることができない喜びを感じることができ、運動が苦手な子どもたちの運動へ向かう姿勢が変容してきたように思う。「楽しかったからまたみんなと一緒に体を動かしたい」と運動の良さを感じ、自ら体を動かそうとしていくきっかけとなった。  取り組みを全校にも広め、継続していくことで学校の財産としたい。
5 沖 美鈴 長野市立
長野中学校
長野高等学校
意欲をもって学び続ける古典学習のあり方~中学における古典学習の工夫~  今年度から中高一貫校に所属し、中学と高校の古典学習のギャップに驚きを覚えた。高校では、古典文法を詳しく扱い語彙力や読解力も求められるので、生徒からは「難しい」「嫌い」等の声が聞かれる。小学5年から始まる古典学習を、高校へスムーズにつなげ、ずっと意欲的に学び続ける生徒を育成するために、中学における古典学習のあり方を見直したい。そこで今回、以下の二点を試みた。
①古典を学ぶ目的を生徒自身で考え、毎時間その目的が達成できたか、振り返りをする。
②生徒が古典を読んでみたいと思えるような学習活動・学習課題を設定する。
 教科書に載っている作品以外にも様々な古典に触れた生徒たちは、「他の古典も読んでみたい」と、これからの古典学習に意欲を見せた。また、「五人の貴公子の中で誰をかぐや姫の結婚相手として推薦するか」という課題に対しては、原文の登場人物の行動描写を根拠にして自分の考えを述べ合う姿が見られた。新学習指導要領においては、中学3年間を通して「古典に親しむ」ことが求められる。「古典に親しむ」とはどういうことなのか、研究を続けていきたい。
6 竹内 優美 長野市立
松代小学校
地域の特性を活かした総合的学習の時間  松代地区の特色である「観光地」を活かした活動を、子どもたちの願いを大切にしながら展開していった実践である。  具体的には、3年生の時に作った「紙甲冑」を身につけ。松代に訪れた観光客の皆さんに喜んでもらおうと、おもてなし活動を行うことになった。観光客が多い日を、施設やボランティアの会などに手分けして出掛け、リサーチするところから始めた。「昨年は1回しか行わなかったが、今年は何回もやろう」「昨年はお城でしかやっていないので、いろんな所でやろう」子どもたちの願いで、活動はスケールアップしていった。更に、1学期に出会った「松代のあんず」や「松代の童謡」など、松代の自慢やおすすめをテーマにしたりリーフレットを作り、観光客の皆さんに配布するというアイデアも加わり、より「松代の良さをしってもらいたい」という願いが強まった。  その後、松代地区福祉大会での発表の場をいただき、おもてなし活動について地域の皆さんに発信することができた。また、おもてなしを受けた方から、思いも寄らぬお礼のお手紙が届き、自分たちの願いが伝わったと達成感を味わうことができた。
7 小林 亨 小川村立
小川小学校
英語が好きで、英語力を自ら高めようとする生徒の育成 ①学習到達目標(単元や1時間の授業のゴールとする活動、作品)の設定(生徒と教師の共有)と、終了時の振り返り(評価)を大切にした単元構成、1時間の授業構成を大事にする。
②1時間の授業、少なくとも単元の中では、領域をつなげた学習活動を仕組む。特に、読むことは簡単な教材を多く読ませ、他の領域につなげる。
③単元のゴール(単元の目標評価を生徒と教師が行うための活動や作品)を設定し、生徒が自ら工夫したり、自信をもって取り組めるように単元展開を工夫する。= CAN-DO Listの活用の実際
④教科書を使った授業を基本とする。あるいは、教科書を使った学習の効果が見える授業にする。アクロバットのような授業は必要ない。基礎・基本の上に立って、判断・活用のある授業にしたい。
⑤授業のモジュール化を図る。
 ○基礎・基本の定着(文法を定着させ、語彙を増やすゲーム・ドリル・歌等)のための学習活動
 ○教科書内容の定着(聞き取り、読解、感想発表、音読等)のための学習
 ○活用する力の定着(思考・判断・表現力を使った単元のゴールの活動や作品の完成)のための学習 等
⑥授業内容と宿題・定期テスト・高校入試とのつながりを工夫する。
⑦評価・評定の方法を工夫する。生徒の努力や成長をどのように評価し、評定をつければ、英語が好きになるのか。
⑧理解、習熟、活用のために行う活動において、教師の指示やルールの説明をできるだけ少なくする。生徒が思考・判断・表現する場面を増やし、自分の学びを評価するようにする。
8 木次 美穂 東御市立
北御牧小学校
『気づき、考え、行動する』を視野に入れた防災教育  山と川に囲まれている本校は、大地震や台風、大雨などの際には様々な危険が迫ることが予想される。そこでどんな状況でも児童自身が自他の命を守れる力をつけてほしいと願い研究を進めてきた。
○「青少年赤十字防災プログラム まもるいのち ひろめるぼうさい」を活用し、教育課程の中に防災教育を位置づけ全校で取り組む。
○児童、教職員が自分の問題としてとらえ、自分たちの地域で起こった場合を想定しての防災の充実
 ・「予告なしの訓練」「」シェイクアウト訓練」「Jアラート対応訓練」の実施
 ・「地震災害による校舎内及び学校周辺が破壊」を想定し、校舎内外の写真をもとに全学級で避難場所や方法を自ら考える授業
9 赤池 あゆみ 須坂市立
小山小学校
身近な生活から課題を見つけ、主体的に追究していく社会科の授業のあり方~地域素材を生かした授業作りに焦点をあてて~  身近な地域に目を向けて地域素材を発掘し、そこから社会科のねらいや子どもの実態に合わせた教材化を図り、子どもたちの意識を大切にしながら単元を構想し、授業を仕組むことで、子どもたちが生活と結びつけながら主体的に追究していく姿を目指す。
 そのための手だてとして、以下の3点に取り組んだ。
⑴社会科のねらいと子どもたちの実態に合った地域素材の発掘と教材化
⑵子どもたちの意識を大切にした単元を貫く問いの設定と単元構想図の作成
⑶主体的に追究するための1時間の授業の流れと資料提示の仕方