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活動とお知らせ

卒業生の動向・活動紹介

 平成29年8月に同窓会創立30周年を迎えて以降、同窓会では「会員にとってより魅力ある同窓会にしていくにはどうしたらよいか」を課題として検討をしてきました。
 その一つとして、令和元年度より「支部、卒業学科・コース等の同窓会活動支援事業」をスタートしました。内容につきましては、「事業紹介」の中の「支部、学科・コース等の同窓会活動への支援について」をご覧ください。
 ここでは、この事業を活用した団体の活動を中心に紹介したいと思います。

◇昭和51年度入学保健体育科同期会

代表者:宮本伸一(昭和55年3月卒)
開催日時:令和6年3月18日 18時~
開催場所:宴席「油や」(長野市末広町)
参加者:17名
内容:自己紹介、近況報告、懇親会

昭和51年度保健体育科入学者は28名であった。うち1名は他界。
直接連絡がついたのは26名であった。あと一人で、全員と繋がる。
今回は、長野県内各地、県外から17名の参加があった。
会の始めに逝去した友へ、全員で黙祷を捧げた。
会場に入ってきた友とまじまじと顔を見つめ合って、名前を確認した。
会が始まると一瞬にして青春時代に戻り、学生当時の思い出が走馬灯のように蘇った。
近況を伝え合うことで、お互いに元気をもらえることができた。
とても有意義なひと時を過ごすことができた。
今回は卒業後初めての同期会であり、ぜひ来年も実施したいと再会を誓った。
大学入学で出会えたという運命は、宿命であったのかもしれない。絆を大切にしたい。
次回は恩師の先生方にもご案内を差し上げてみたい。


◇昭和46~47年度卒業「互利等会」

代表者   清水有二(昭和47年3月卒)
実施期日  令和4年6月23日(木)、24日(金)
活動場所  ホテル信濃路(長野市中御所岡田町131-4)
参加者数  9名

活動内容

(1)6月23日(木)

① 集合(ホテル信濃路 13:00 8名集合)1名遅参(講習会の開催のため)。 ② 善光寺参拝「ぐるりん号」で善光寺まで
境内は、会期切れ間近で「駆け込み参拝者」が増加したのか、賑わいを呈していたが、全員「回向柱」を右手で触れることできた。更に、本堂で「前立て本尊様」に参拝、一先ずの安心を得たようです。
③ 新井氏による善光寺周辺の説明(資料は省略) ⑴ 善光寺大地震について(大地震の概要、地震柱、釣り鐘震落しについて、地震横死塚参拝 他) ⑵ 周辺の歴史
ア 横山城跡
イ 伊勢社
ウ 寛慶寺(旧栗田寺)
エ 弥栄神社
④ 信州大学教育学部学園内を歩く ⑤ 学習会・懇親会(宿舎にて 16:00~18:30 全員集合)
話題提供者  小堺氏  伊藤氏 から
『「自然活動保全に向けたボランティア活動」自然のすばらしさ不思議さを子供たちに』 小堺氏
自然環境保全に本気に取り組んでいる姿を目の当たりにし、皆大きな感銘を受けた。
地域の皆さんの推進者として生き生き活躍していることが伝わってきた。
質問では、「サギの捕食数の調査は?」との問いには、「晴雨に拘わらず、毎朝5時に現場に行き双眼鏡を片手に調査している。」との話に、その真摯で熱意ある調査姿勢とその若さに感銘を受けた。
伊藤氏  「地震が多発する今日この頃なので、何かの折に参考にしてほしい。」と、「中越沖地震」の避難所となった学校での学校長をしての経験・感じ考えたことを発表してもらった。生々しいエピソード、突然の出来事への対応、平時の心構え等について事例を含め紹介してくれた。避難者の一部の傍若無人な振る舞いや、行政への対応など現在の先生方にも伝えたいと思う内容でした。大量な文章量なので、項目だけ記したい。主な内容は、
飲料水の確保・・飲料水確保のため、貯水槽の水をトイレ排水に使用することは不可とした。その代替に、トイレの水はプールの水を使うようにした。 飼い犬のつなぎ場所・・正面玄関に飼い犬が勝手につながれ、皆が迷惑に感じていた。飼い主を探し出し、対応したこと。 市・県他の見舞い・・激励の訪問はありがたかったが、教頭が市教委に報告している内容と同等な内容の問いがほとんどで、多事に於いては何回も同じ事を返答するのは難儀だったこと。 時間外勤務手当・・緊急事態なので、教職調整手当で対応するだけでなく、法の通りの手当を付けてもらうよう交渉し、超過勤務手当を得ることができた。 生徒たちに安定を取り戻させる・・予定した校内外行事の実施をめざした。計画した予定はできる限り原案の通りに実行することが大切と考えた。先生方も理解しそれぞれアイデアを出し合い、工夫することで、概ね実施できた。生徒の心も、大きく波立つような事は無く安定を取り戻させるには有効だったと総括できた。 リーダーの心構え・・リーダーが必要。烏合の衆の集まりでは解決策が見つからず、前に進めない。 人間・・甘えた環境の中にいると「段々わがままになり、常識がわからなくなる」ことがわかった。

各人の発表

現在の生活ぶり、多岐に亘たる話題、話が逸れたり戻ったりと、大盛況でした。

5 学習会・懇親会終了後
3年ぶりの開催であったので、大いに盛り上がった。また、終了後は部屋にて、若かった頃のように「わいわい」と過ごした。昔と違ったのは、「早く寝たい」言い出す者がでてき、更に9時30分に会話終了のアラームをかけた者が現れた。しかし、皆の反対で終了は10時に変更された。昔は、ほとんど寝ずに語り尽くしたのだが

⑶ 6月24日(金)
前日の飲み疲れ、話疲れはあったが、全員元気で小布施町に移動した。「北斎館」、「高井鴻山記念館」「中山千波ミュージアム」を見学し、昼食後来年度の当番を決め、現地で解散した。

◇ 信州大学教育学部教育心理学科同窓会「長野教育臨床研究会」

実施期日 令和2年10月11日(日)10:00~12:00
活動場所 田上先生ご自宅 併せて ZOOM
参加者数 21名

活動内容
 (1) 開会のことば 岸田幸弘同窓会長
 (2) 田上不二夫先生研究歴ご紹介 桐生大学教授 大澤靖彦
 (3) 田上不二夫先生ご講演(10:15~11:00)、質問・感想(11:00~11:20)

 田上教授の長年にわたる研究の中で、特に大切されてきた「対人関係ゲーム」について、理論をもとにご講演をいただいた。対人関係ゲームとは、それに参加することによっていろいろな人間関係を経験するゲーム(遊び)のことである。人と人をつなげ、「群れ」として機能する集団づくりをするために、対人関係ゲームを系統的に構成したものを対人関係ゲーム・プログラムとよぶ。「群れ」づくりをキーワードに、学級担任が実施出来る手法であり、それにより、不登校やいじめが未然に防止できる。
  (4) お礼のことば 若槻養護学校 校長 岸田優代
  (5) レポート発表・検討 (11:20~11:50)下平珠夏<松本大学内留生>
      「伊那養護学校における親子SST~対人関係ゲームの実践」
  (6) 閉会のことば 岸田幸弘同窓会長


 本同窓会は、信州大学教育学部教育心理学科 田上不二夫先生、川島一夫先生の研究室の卒業生により構成されている。研修室の発足以来、20年余りとなり、毎年、同窓生が中心となり、現場の先生方向けに「対人関係づくり」の研修会を行ってきた。
 今年度は、コロナ禍により、研修会を行うことができないため、指導者である田上不二夫教授の退職記念講演会を、ズームと対面ハイブリッド方式で計画し、行った。


平成5年度教育心理学科卒業生

◇ 信州大学教育学部保健体育科昭和52年3月卒業生同窓会

開催日時 令和2年2月1日(土)12時から15時
開催場所 長野駅前 もみじ茶屋
参加者数 15名

 平成12年以来18年ぶりの開催。半数以上およそ55パーセント、県外よりの参加者もいて盛大に実施することができた。当時のクラス長の挨拶から始まり、開宴後各自近況報告など行い、あっという間の3時間であった。
 本会よりいただいた支援を連絡費や写真印刷代またその送料等に充てることができ、とてもありがたかった。参加者からも久しぶりに旧友と再会できた喜びに加え安価に盛大に開催できたことなど、喜びの言葉と同時に幹事に対しての労いの言葉をいただくことができた。

◇ 信州大学教育学部 生態研究室 同窓会

 本同窓会は、信州大学教育学部生態研究室の故羽田、中村、井田先生の三代に及ぶ教室の卒業生により構成されている。
 同窓会発足以来60周年を迎えた。ここに、本年(2019年)の活動を報告する。活動は、下記に示す3件である。

  • 1 戸隠探鳥会への参加

     5/11~12 宿坊「極意旅館」へ集合し、夜は研修会、翌朝は森林植物園で自然観察会を行った。同窓会員の参加は数名であった。

  • 2 第8回同窓回開催

     9/15 ホテル『信濃路』にて、42名の会員の参加を得て行った。
     総会、記念講演会(中村浩志、小林篤、福田直氏の会員によるライチョウの話)を行った。
     会員の懇親と中村先生の信毎賞受賞記念の祝宴を行った。

  • 3 研究室恒例の行事、研究発表会への参加

     12/14 研究室の卒業論文発表と卒業生ならびに関係者の発表。同窓会員の参加と発表は数名であった。

  • 4 生態研究室同窓会への学部同窓会からの支援に感謝

     本年度から始められた支援事業への第1回目の補助をいただき感謝です。また、何回か行った会議会場に「同窓会 赤煉瓦館」を借り、有難かったです。

<参考資料>