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修士課程 医科学専攻

産科婦人科学

分野の概要

[専門領域]
婦人科腫瘍学、生殖内分泌学、周産期医学

研究テーマ

婦人科腫瘍学領域では卵巣癌および子宮内膜癌の発生・進展の分子メカニズム解明に全力を注ぎ、世界最先端の研究成果をあげている。

また進行子宮頸癌および他の婦人科悪性腫瘍に対する新しい治療法開発を目指している。生殖内分泌学領域では子宮内膜症の研究、周産期医学領域では胎盤・胎児相関に関する研究に取り組む。

スタッフ

教授

塩沢丹里

准教授

宮本 強

講師

大平哲史

助教

鹿島大靖、岡 賢二、小原久典、山田 靖

その他

16名

学生数

修士課程学生数

0名

主要な成果/Major Publications

卵巣癌については初期発生過程の解明と播種性転移の機構を分子病理学的な手法を用いて解析してきた。特に、卵巣癌において家族性乳癌/卵巣癌症候 群 のみならず散発性卵巣癌の発生においてもBRCA1のエピジェネティックな変化がきわめて重要であることを見出した。また、卵巣癌の播種性転移の初期過程 で細胞は低酸素環境に曝露されており、低酸素環境が血管新生因子VEGF発現を亢進させること、一方で、低酸素は細胞接着因子を抑制すること、さらに腹水 中の種々の増殖因子が低分子量GTP結合蛋白質RhoAを介して、播種性転移を促進していることを明らかにしてきた。子宮内膜癌については性ステロイドに よる増殖調節機構を細胞周期調節因子の観点から解析しており、特にエストロゲンによるサイクリンD1誘導とプロゲステロンによるp27誘導の重要性を明ら かにした。また、従来内膜癌をひき起こすと考えられていたエストロゲンがDNAミスマッチ修復能を高めることより、むしろ発癌予防作用を有する可能性を世 界で初めて示した。周産期学では、胎盤の発育に重要なplanceta growth factorの低下が胎児の予後と相関することを見いだしている。

  1. 卵巣癌のBRCA1に関する論文:Wang C, Horiuchi A, Imai T, Ohira S, Itoh K, Nikaido T, Katsuyama Y, Konishi I. Expression of BRCA1 protein in benign, borderline, and malignant epithelial ovarian neoplasms and its relationship to methylation and allelic loss of the BRCA1 gene.J Pathol. 2004;202:215-23.
  2. 子宮内膜癌のミスマッチ修復に関する論文:Miyamoto T, Shiozawa T, Kashima H, Feng YZ, Suzuki A, Kurai M, Nikaido T, Konishi I. Estrogen up-regulates mismatch repair activity in normal and malignant endometrial glandular cells. Endocrinology. 2006;147:4863-70.

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