活動報告

2024年度「松本深志高校1年生夏期キャリア研修講演会」を開催しました。

8月2日(金)に「移植医療~脳死下臓器提供と臓器移植~」をテーマとした松本深志高校 1年生キャリア研修講演会を開催しました。33名の高校生の参加がありました。

以下が参加高校生の感想の抜粋です。

※人の死に関わることなのでとても難しかったです。臓器は移植して終わりなのではなく、その後のドナー側などの継続的なアフターケアも大事だということがよく分かりました。

※臓器移植について今までよりもより興味をもちました。私は家族に口頭での臓器移植の意思表示はしていますが、カードには書いていないので、帰ったら家族みんなで話したり書いたりしたいです。

※1人の臓器移植をするのにもたくさんの人が動いていて簡単なことではないんだなと思ったし、これからの医療がもっと発達していくのがわくわくしました!

※脳死下の臓器提供についてドナーやレシピエント、その家族は大きな決断をしなければならないことが分かったし、その際に本人の意思表示が大切であることも分かった

※単に臓器移植といっても、簡単に行えることではなくて、本当に多くの人が関わっていることを知りました。特にドナーやその家族、レシピエントは多くの葛藤があり、そこを支えるのがコーディネーターだとわかりました。自分も医療系の仕事に進みたいので、理解を深めていきたいです。

※今まで、臓器移植についてなんとなく知っているつもりになっていて、ただただ健康な患者から移植するという表面的なことばかり考えていたが、実際は時間との勝負があったり、心理的な課題も山積みになったりしていることを知った。人間にはいつ何が起こるかわからないので、日頃から少しでも意識するようにしていきたいなと思った。

※移植をする際にドナー方のご家族の気持ちにもしっかりと寄り添っていることがすごいと思いました。また、臓器の実際の写真を見れたことでより理解を深めることができたし、移植の大変さがとてもよく分かりました。たくさんの決断の中で成功する手術があるということも知ることができました。