活動報告

医師卒後教育ワークショップ2018(初期研修指導医講習会)が開催されました。

11月10日(土)11日(日)に信大病院を中心とした医師卒後教育ワークショップ2018(初期研修指導医講習会)が開催されました。今回、タスクフォースとしてお手伝いしましたが、今回のワークショップでは・・・

・『長野県全体で地域医療研修プログラムを推進するためには』をテーマとしたKJ法を用いたグループワークでは、写真のように実際的で大変参考になる意見が出ました。多くのグループで、地域特性を知る、地域住民との交流、地域の会への積極的参加など、の地域を知ることの必要性に関する意見が出たことに注目しました。

・佐久総合病院の青松棟吉先生の『佐久総合病院の地域医療研修』の講演でのスライド中の、私も尊敬するY先生の言葉、"お年寄りが話す「もうお迎えに来てもらいたい」は裏返して心の奥底で、「よりよく生きたい」ことを訴える切実な声ではないかと思います"。

・新生病院の大生定義先生の「プロフェッショナリズム教育」では、"プロフェッショナリズムを行動様式,ふるまいかた,医師としての身の処し方と狭義にとらえている.自律性をもち,社会契約に基づいた医師という専門職の姿勢・かまえ・行動様式であり,その背景には健企な倫理観がある.~中略~つねに振返り学習しながら向上・高みをめざす姿勢,同僚や後輩への教育的な態度とともに,自己研鎖・自己規制などをやりぬく強い意思をどう現実の場而で持続していくか,研修する者も指導する者もよいロールモデルになるような不断の努力が必要である"(医学のあゆみ255 12,13 2015).
迷いながら、悩みながら、社会あるいは患者さん、その家族を思い、先に進む(進んで行かなければならない)その姿そのものを見せることがプロフェッショナリズム教育では。

・この指導医講習会(ワークショップ)でのカリキュラムプランニングで重要なことは、結果でなく、そこまでに至る2日間に及ぶプロセス