活動報告

「第11回信州医療ワールド夏季セミナー」が開催されました

 平成29年8月17日(木)から19日(土)の日程で、信州大学医学部附属病院を主会場に第11回信州医療ワールド夏季セミナーが開催されました。北は弘前大学、南は鹿児島大学と全国全国22大学から医学科3・4・5年生35名に参加いただきました。

一日目の8月17日には、開会式・icebreakingの後に、「渡航心移植」をテーマに、実際に渡米しての心臓移植を受けられた患者さんとご家族に対談形式でお話しをうかがい、その
後、この患者さんの移植前から現在に至るまでケア・治療に関わっている信州大学医学部附属病院小児科の蜂谷 明先生と、同院看護部の市村さやかさんに、様々な時点での医療者としての思いと実際行ったケアなどについてお話いただきました。その後6グループに分かれてワールドカフェ形式にて、「①家族の思い」「②医療者の思い」「③医療者の行動」と3セッションのグループワークを
行い、最後には全体発表会にて意見を共有しました。終了後の懇親会その後の二次会では、参加学生の
皆さんは学生同士とともに大学病院の指導医・研修医の先生方とも親睦を深めることができたようです。

二日目の8月18日には、希望に合わせて信州大学医学部附属病院の診療科ならびに県内臨

床研修指定病院の見学会を行いました。どの受け入れ先も大変丁寧に対応していただき、参
加した学生の皆さんの満足度も大変高いものでした。

三日目の8月19日には、午前に5グループに分かれて「診療科をどう決める」をテーマに

ワールドカフェ形式のグループワークを行いました。参加学生同志が医師としての将来に
ついて自由に話し合う事で交流がさらに深められたようでした。その後、卒後臨床研修セン
ターの増田先生の初期臨床研修についての説明があり、引き続いて、参加した学生の皆さん
へ修了証書を授与し第11回信州医療ワールド夏季セミナーを閉講しました。午後には希望
する8名の学生の皆さんとスタッフ2名で、安曇野(大王わさび、安曇野アートヒルズ)へ
半日のバス遠足を行いました。


〇参加学生の皆さんの感想(抜粋)

・仲間をつくれたり、いろいろな考えを聞くことができました。・とても参考になりモチベ
ーションが上がりました。・診療科見学だけでなく、他大学の新たな友人もできとても充実
していました。・多くの人の意見を聞くことができ、長野県について信州大学病院について
知ることができました。