「第5回医師・医学生に聞く」が開催されました。
2017.4.10更新

3月12日(日)に信州大学医学部附属病院外来棟中会議室にて、「第5回医師・医学生に聞く」を開催しました。
医学科進学を目指す高校生33名と信州大学医学部医学科県内枠推薦入試合格者20名が参加しました。
第一部では、信州大学医学部附属病院遺伝子医療研究センターの古庄知己先生と南牧村出張診療所・野辺山へき地診療所所長の座光寺正裕先生にご講演をお願いしました。
古庄先生には、現在たずさわる遺伝子診断、遺伝子カウンセリング、これまでの歩み、18トリソミーの研究の歩みと成果、臨床遺伝学の役割と可能性を中心にお話しいただきました。
座光寺先生には、参加の皆さんと対話形式でお話しを進めていただきました。ご自身の受け持つ患者さんの紹介を元にした日頃の診療の紹介、思春期の国内・海外一人旅、ネパールでの経験、プライマリ・ヘルス・ケア、日本人の健康への意識・healthismについて、など多岐に渡ってお話しいただきました。
以下が参加の皆さんのご講演への感想の一部です。
・研究・臨床という2つのことを聞くことができ、医学部に入ったあとの様々な道が見えました。
・実際に現場で医療に携わる方のお話がとてもためになりました。
・様々な医師の進む道があるんだなと思いました、選択肢がとても広がりました。楽しい講演でした
・一つの医療に対しても、考え方は一つではないということを具体的な症例を通して学ぶことができました。
・医師になる動機をきけてよかったです
・医師は患者さんに対して病気についてだけでなく、家族や仕事など社会的なことについても考えることが必要
だということが分かりました。
・医師という職業に関して深く考えさせられました
第二部では、1年生~5年生までの医学科学生、両先生を交え、高校生、推薦合格者、医学生・医師がそれぞれ
4グループに分かれクロストーク・グループディスカッションを行いました。以下が参加者のクロストークに関
する感想の抜粋です。
・医学生の方々のお話をなかなか聞けることがないので、貴重な体験ができてためになりました。
・大学生活についてや推薦入試についての面接の様子などの話を聞くことができて良かったです。
・大学入試に対してきちんと実感することができました。
・普段あまり相談することがあまりない勉強への悩み等を親身になってきいてもらって嬉しかったです。
・医学生の方々との交流もできて、自分のモチベ-ションが上がりました
・医学生の方々、推薦合格者の方々が、とても優しく接してくれたので、自分もこういう人になれたらと
思います
・クロスト-クで、先輩方も色々な苦労をしてきたんだなぁと思いました
・医学生の生の話を聞くことができ、同じ不安を共有できたので、不安が解消されました。
・信大の良い所が沢山分かりました。医学生の方々、推薦合格の方々、そして先生方のおかげで余計信大に
行きたいという思いが増えました。とても楽しかったです。
高校生の皆さん、推薦合格の皆さんにとって大変有意義な機会になったようです。
また、協力参加した信州大学医学部医学科の学生22名にとっても大変貴重な学びの機会となりました。