活動報告

「第10回信州医療ワールド夏季セミナー」が開催されました

平成28年8月18日(木)から20日(土)の日程で、信州大学医学部附属病院を主会場に第10回信州医療ワールド夏季セミナーが開催されました。

今回から平日を第一日目にする新たな日程となりました。

信州大学を含む全国12大学より医学科4・5年生36名が参加しました。


一日目の8月18日には、開会式・icebreakingの後に、「出生前診断」をテーマに信州大学医学部附属病院産科婦人科の大平哲史先生、長野県立こども病院新生児科の廣間武彦先生、信州大学医学部附属病院遺伝子診療部の古庄知己先生のそれぞれの専門からのご講演の後に、6グループに分かれてグループワークを行いました。

その後のウエルカムパーティーである懇親会ならびに二次会へは平日開催でもあり例年よりかなり多くの病院内の先生方にも参加いただき大変盛り上がったものになりました。


二日目の8月19日には、希望に合わせて信州大学医学部附属病院の診療科ならびに県内臨床研修指定病院の見学会を行いました。どの受け入れ先も大変丁寧に対応していただき、参加した学生の皆さんの満足度も大変高いものでした。

三日目の8月20日には、午前に5グループに分かれて「研修病院」をテーマにワールドカフェを行いました。参加学生同志が医師としての将来について自由に話し合う事で交流がさらに深められたようでした。

その後、卒後臨床研修センターの増田先生の初期臨床研修についての説明があり、引き続いて、参加した学生の皆さんへ修了証書を授与し第10回信州医療ワールド夏季セミナーを閉講しました。

午後には希望する5名の学生の皆さんとスタッフ3名で、安曇野(大王わさび、安曇野アートヒルズ)へ半日のバス遠足を行いました(新企画)。

参加した学生の皆さんの感想の一部は以下のようです。

〇出生前診断の講演会

・グループワークについて・命について重いテーマでしたが、他大の仲間と真剣に

ディスカッションできて貴重な思い出ができました。

・授業とは異なる視点からの話で心のうごく講演会でした。

・普段なかなか考えることができないテーマについて理解を深めることができました。

・様々な立場からの話を聞くことができ、正解のないテーマについて深く考え話し合う

事ができました。

・他の大学の学生と共通のテーマで議論することで交流を深められました。

〇全体を通しての感想

・仲間をつくれたり、いろいろな考えを聞けて、人の考えを認めることの大切さに気づけたように

思います。

・とても参考になりモチベーションが上がりました。

・診療科見学だけでなく、他大学の新たな友人もできとても充実していました。

・多くの人の意見を聞くことができ、長野県について信州大学病院について

知ることができました。

様々な背景を持った人と交流できたことがとても良かったです。

・将来信州で一緒に仕事をするかもしれない仲間、先生方にお会いできたのが一番の収穫でした。