活動報告

第6回高校生医学部進学セミナーが開催されました

7月20日(月・祝)に開催された第6回高校生医学部進学セミナーでは、長谷田真帆先生に「医師としての道」と題して、学生時代から北海道での研修、佐久総合病院での家庭医療、在宅医療の後期研修、現在の東京大学大学院での社会疫学の研究についてお話しいただきました。

以下が参加高校生の感想の一部です。
・人だけでなく地域を見渡す広い視野の必要性が分かりました
・地域医療について詳しく知れて今後に活かせると思った
・患者個人を診るのでなく地域全体を診るという事が印象に残った
・医師と言ってもその中で色々な道があるのだと思いました
・人との関わりがとても大切であると思いました
・自分を貫いて学んでいく長谷田先生がとてもかっこよかった。またやる気が出ました。
・「今しかできないことを精一杯やる」という言葉は、部活と勉強の両立がうまくいかず、部活をやる意味が本当にあるかと悩んでいる私に一つの道を示してくれたような気がします
・実体験を通しての在宅医療についてのお話しがとても印象に残った
・地域医療に関わっていきたいと考えている自分にとってすごくためになった。今から周りを見る目を養っていきたい
・普段はあまり耳にしない地域を見つめた研究のお話が聞けて面白かった
・医学部に入ったあとの可能性を感じることができた
・医師になりたい、人の世界の役に立ちたいという気持ちが自分の中でより強くなりました。
・治療をするだけが医療ではないと改めて感じることが出来た
・「病気でなく人を診る、患者ではなく家族を診る、個人だけでなく地域を診る」が印象に残りました。今まで地域医療がどのようなものであるのかが今一つよくわからなかったのですが、今回の講演で少し分かったような気がします
・地域の人とつながった医療のすばらしさを感じました。地域や家族、周りの人を大切にしたいと思います。
・臨床だけでなく研究とも両立していて患者さんをマクロとミクロの視点で診ていてすごいと思いました。
・研究と臨床の2足のわらじをはいていて色々なことを学びながら働いている先生をすごくかっこいいと思いました。
・個人の健康、地域の健康を知るには様々な医療分野との連携や家族の状況を理解することで見えてくることがとても興味深かったです。
・在宅医療という言葉は知っていたのですが、その奥深くに多くの研究などあり、医学は広いなと改めて思いました。
・患者さんを助けるために一所懸命になって働く医師をとてもかっこよく思えたし、私も誰かの役に立てるような医師になりたいと思いました。

このように、長谷田先生のお話は多くの高校生の心に響いたと思います。

医師になってこれまで患者さん、その家族の皆さん、地域の皆さん、指導

医、同僚、スタッフなど様々な人との出会いがあったから今の自分がある、

医師がどうあるべきかでなく、どちらかと言えば、もっと謙虚に肩の力を抜

いて、歩んできたら道が残りその道が先に続いていた、とのお話は高校生の

みならず医学生にも聞かせたいものでした(今後是非医学部でお話しいただ

く機会を作ります)