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大学院総合工学系研究科システム開発工学専攻電気電子システム講座に所属する社会人博士課程1年、玉置明野さんがボストンで行われた2014ASCRSにおいて最優秀賞を受賞

2014.05.28

大学院総合工学系研究科システム開発工学専攻電気電子システム講座に所属する社会人博士課程1年、玉置明野さんがボストンで行われた2014ASCRSにおいて最優秀賞を受賞

2014年4月25日~29日にBostonにて開催された2014ASCRS(American Society of Cataract and Refractive Surgery) Symposium &Congressにて総合工学系研究科博士課程システム開発工学専攻の玉置明野さんが、「Intraocular Lens Power Calculation in Cases of Anterior SegmentOCT-Detected Subclinical Posterior Keratoconus」 について研究発表を行い、Intraocular Surgery部門の最優秀賞を受賞しました。
玉置さんの研究発表は眼内レンズの度数計算において、より精度の高い計算方法を提案したものです。
加齢や外傷などによって引き起こされる水晶体の混濁、いわゆる白内障の外科的
治療として水晶体を人工のレンズ(眼内レンズ)に置き換える手術があり、そのレンズの度数計算の
方法として従来から角膜の表面の形状をパラメータとして用いる方法がありました。しかし、白内障に加えて角膜の後面の形状が正常とは逸脱した後部円錐角膜という病気を併せ持つ場合には、従来の方法では、適した度数にならない場合がありました。
そこで本研究では、角膜の前面だけでなく後面形状も考慮した角膜屈折力をレンズの度数計算に用いることで、眼内レンズの度数計算方法としてより精度の高い方法になり得ることを示しました。

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