日本AEM学会技術賞を受賞

信州大学工学部電気電子工学科の田代晋久助教・脇若弘之教授のグループが、日本AEM学会技術賞を受賞しました。 

この賞は電磁力と電磁現象の解析および応用に関する研究分野に技術上の寄与が大きいことを認められた論文に贈られる賞です。

受賞対象となった論文は「コイルを組み合わせた開口部を有する磁気シールドの検討」です。安価かつ高性能な磁気シールドは宇宙磁場環境模擬や生体磁気計測に不可欠な高感度磁気センサの校正に必要とされています。本研究は共著者の平成20年度社会人修士卒業の久保田晃弘（多摩川精機株式会社），平成21年度修士卒業の松岡信仁（現，鹿島建設），平成21年度学部卒業の松村啓志郎（現，修士2年）らの修士・卒業研究の成果が大きく寄与しています。

平成23年11月14日～16日に高雄（台湾）で行われた国際会議MAGDA2011の期間中に表彰式が行われ，田代助教に賞状とメダルが授与されるとともに，英語による15分程度の記念講演が行われました。