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電気学会MAG/MSS合同オンライン研究会に参加します(2020.12.24-25)

PLAN
磁路長の違いを検討したモデルの一例(MAG-20-117)
磁路長の違いを検討したモデルの一例(MAG-20-117)
加工率の違いによる磁化特性に注目した一例(MAG-20-116)
加工率の違いによる磁化特性に注目した一例(MAG-20-116)

研究会参加・発表のお知らせです。2020年12月24日(木)-25日(金),電気学会MAG/MSS研究会がZoomにてオンライン開催されます。本研究室から下記4件の発表を行います。


1) MAG-20-116/MSS-20-052 FeCoV合金丸棒の磁気式トルク検出方法に関する検討

 ◎内山純一郎,田代晋久,脇若弘之(信州大学),直江正幸(電磁材料研究所)

2) MAG-20-117/MSS-20-053 磁気ひずみ評価システムの試料における励磁磁界と磁路長

 ◎吉村美砂,小川 徹,田代晋久,脇若弘之(信州大学)

3) MAG-20-118/MSS-20-054 非線形磁気特性を有する棒状磁性体の磁束密度分布

 ◎石黒裕之,田代晋久,脇若弘之(信州大学),石河範明(富士電機)

4) MAG-20-121/MSS-20-059 汎用圧縮試験機を用いたFeGa合金の磁歪特性の測定と皿ばねの影響

◎小川 徹,田代晋久,脇若弘之(信州大学),柴山卓眞,永田尊礼,小川陽平(高純度化学研究所)


1)は電磁材料研究所殿との共同研究です。加工率の違いによる残留応力の異なるFeCoV磁性棒の磁化特性変化に注目し,磁気式トルクセンサとしてのデバイス応用を検討した結果です。2)は田代研での共同研究が多い磁歪材料の評価方法に関する一考察です。磁歪材料評価における磁界の強さと磁路長について有限要素法による基本に立ち戻った検討結果です。3)は富士電機殿との共同研究です。共著の英語書籍で紹介した磁界発電素子の基本設計を受けて,さらなる高出力化を目指した磁性体の非線形磁気特性の考慮の第一報です。4)は高純度化学研究所殿との共同研究です。近年注目される振動発電用の磁歪材料評価を汎用圧縮試験機で行うための研究成果の報告です。

参加費は当日所定のフォーム(24日25日)に氏名と所属を入力して参加可能(参加費無料),昼食時には電気学会の研究会として初の試みのオンラインによる学生向けキャリアセッション(Amazon500円分ギフト券がもらえる)があります。Covid-19影響により懇親会も開催できませんが,新しい試みの研究会に是非ご参加ください。田代研メンバー全員が参加予定です。

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