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人工衛星用の実験に協力しました(2018.12.26)

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森M1と帝京大学の皆さん
森M1と帝京大学の皆さん
全磁力測定結果例。実験開始時は10 nT以下を達成可能
全磁力測定結果例。実験開始時は10 nT以下を達成可能

3月ごろにも協力させていただいた人工衛星用の実験協力の話題です。ShindaiSatのご縁でお声がけいただいた帝京大学のグループの人工衛星用磁気トルカの性能評価実験でご協力しました。地球上では全磁力で最大50,000 nT程度(50 uT)程度の地磁気が存在します。一方,宇宙空間では重力がほとんど無いだけでなく,こうした地磁気(直流磁界)もほとんどありません。地球上では全く気にならない磁性体の残留磁気(あるいは姿勢を制御するための磁気トルカ)も,宇宙空間では人工衛星に回転力(トルク)を生み出します。今回も全磁力100 nT以下の空間を利用していただきました。

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