研究内容

生体分子や高分子などのソフトマテリアルを用いた、人工細胞や分離膜の研究を行っています。
写真等は順次追加予定です。。。

1.エレクトロフォーメーション法を用いたジャイアントリポソーム形成と構造化

脂質を塗布した電極に水中で電場印加することでリポソームを得るエレクトロフォーメーション法を用いた、ジャイアントリポソームの構造化手法について研究しています。これまでに、内部にリポソームを有するオリゴベシキュラーベシクルの形成に成功しています。


2.マイクロフルイディクスを用いた機能性材料の構築

マイクロ流体デバイスを用いた生体高分子の成形技術について研究しています。これまでに、生体高分子からなるハイドロゲルファイバーの形成や、従来技術では難しかった非球形のゲル粒子の形成に成功しています。また、それらを鋳型としたジャイアントリポソームの作製についても研究しています。


3.生体膜構造を模倣した水処理膜の開発

生体膜の選択的物質透過機構に着目し、平面脂質二分子膜を基本骨格とした水処理膜の開発を行っています。平面脂質二分子膜の形成方法や、チャネル形生体分子の機能発現について研究しています。これまでに、従来の水処理膜より高い透水性の実現に成功しています。


4.ポリアミド水処理膜の高機能化

ポリアミドの高分子構造を制御したり、表面修飾を行う事で、高い分離性能や防汚性を有する水処理膜の開発を行っています。これまでに、従来のポリアミドよりも高い透水性を有するナノろ過膜の作製や、微生物に対する高い防汚性(耐バイオファウリング性)を有する逆浸透膜の作製に成功しています。


学会発表リスト

2021年度

    <発表予定>

  1. H. Takeda, D. Saeki, Y. Okumura: Preparation of calcium alginate hydrogel fiber using water/oil interface in microfluidic devices, Pacifichem 2021, Hawaii (USA), 2021/12
  2. C. Ban, D. Saeki, Y. Okumura: Transformation of micromanipulated membrane domes to oligovesicular vesicles by electric field, Pacifichem 2021, Hawaii (USA), 2021/12
  3. 佐伯大輔: 生体模倣的手法による機能性材料の構築~ファイバー、粒子、膜~, 信州医薬化粧品科学研究会 (PHaCOs) キックオフシンポジウム, Online, 2021/11
  4. 佐伯大輔: ポリアミド系水処理膜の高機能化のための表面設計, 表面技術協会 関東支部 第99回講演会 若手講演会, Online, 2021/11, Invited
  5. 伴知亜子, 佐伯大輔, 奥村幸久: オリゴベシキュラーベシクル作製を目指した膜ドームへのベシクル内包化に関する検討, 第52回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 (静岡), Online, 2021/10

    <発表済>

  6. 竹田穂波, 佐伯大輔, 奥村幸久: マイクロ流路内の油水界面を利用した二成分アルギン酸ゲルファイバーの形成, 化学工学会第52回秋季大会, Online, 2021/9
  7. 土田洋之, 佐伯大輔, 川勝孝博, 藤村侑, 奥村幸久: メチルエステル基を有するジアミンからなるポリアミドNF膜に対するアルカリ処理の影響, 化学工学会第52回秋季大会, Online, 2021/9
  8. 佐伯大輔: マイクロ流体デバイスを用いた天然高分子ハイドロゲル材料の精密加工, JST新技術説明会, Online, 2021/8
  9. 佐伯大輔: 第1回環境科学講座「高分子材料の表面改質~水処理膜を例として~」, コロイド&界面科学研究センター(CoLLIS), Online, 2021/6
  10. 佐伯大輔: 高分子固体表面への支持脂質二分子膜形成とその応用, 日本膜学会第43年会, Online, 2021/6, Invited
  11. 土田洋之, 佐伯大輔, 奥村幸久: 界面重合を用いたNF膜の作製におけるジアミンへのカルボキシ基の導入と透水性評価, 日本膜学会第43年会, Online, 2021/6
  12. 伴知亜子, 佐伯大輔, 奥村幸久: 電場を利用した脂質膜ドームの球状化によるオリゴベシキュラーベシクル作製の検討, 日本膜学会第43年会, Online, 2021/6
  13. 藤崎龍, 佐伯大輔, 奥村幸久: 脂質組成とポリエチレングリコール添加が静電相互作用を用いたリポソーム融合法によるSLB形成に与える影響, 日本膜学会第43年会, Online, 2021/6

2020年度

  1. D. Saeki: Anti-biofouling strategy for reverse osmosis membranes via surface modification with zwitterionic polymer, International Chemical Engineering Symposia 2021, Online, 2021/3, Invited
  2. 栃谷一樹, 佐伯大輔, 奥村幸久: 液液界面を利用した平面固体表面への支持脂質膜形成に関する検討, 化学工学会第86年会, Online, 2021/3
  3. 北村俊介, 佐伯大輔, 藤村太一郎, 奥村幸久: 膜型固定化酵素反応器への応用に向けた多孔膜への酵素固定化方法に関する検討, 化学工学会第86年会, Online, 2021/3
  4. 成瀬惇喜, 竹田穂波, 佐伯大輔, 奥村幸久: マイクロ流路を用いたアルギン酸ハイドロゲル粒子の作製, 化学工学会第86年会, Online, 2021/3
  5. 影島洋介, 川西俊輝, 佐伯大輔, 手嶋勝弥, 堂免一成, 錦織広昌: シランカップリング処理による光触媒粉末表面へのリン酸系官能基の導入と水素生成反応駆動時における固液界面での物質輸送促進, 第127回触媒討論会, 2021/3
  6. R. Tanigawa, D. Saeki, Y. Okumura: The effect of the lipid composition and fusion-inducing reagents on SLB formation behavior in the liposome rupture method, ICOM2020, Online, 2020/12
  7. K. Mitomi, D. Saeki, Y. Okumura: Effect of amine structure on the performance of polyamide nanofiltration membranes prepared by an interfacial polymerization method, ICOM2020, Online, 2020/12
  8. C. Mine, D. Saeki, Y. Okumura: Formation of polymeric thin film onto porous substrates via surface-initiated atom transfer radical polymerization method and evaluation as nanofiltration membranes, ICOM2020, Online, 2020/12
  9. 土田洋之, 三富健也, 佐伯大輔, 奥村幸久: 各種アミンを用いて作製したポリアミドナノろ過膜の構造評価, 膜シンポジウム2020, Online, 2020/11
  10. 谷河怜, 佐伯大輔, 奥村幸久: 静電相互作用を用いたリポソーム融合法によるSLB形成における脂質組成と融合誘発剤の影響, 化学工学会第51回秋季大会, Online, 2020/9
  11. 竹田穂波, 佐伯大輔, 奥村幸久: 油水界面を利用したアルギン酸ゲルマイクロファイバーの形成における流量条件の影響, 化学工学会第51回秋季大会, Online, 2020/9
  12. 本間一行, 佐伯大輔, 奥村幸久: 油水界面通過法を用いたハイドロゲル支持ベシクルにおける物質内包化の検討, 化学工学会第51回秋季大会, Online, 2020/9
  13. 峯親良, 佐伯大輔, 奥村幸久: 表面開始ATRP法による多孔体表面への高分子薄層の形成における開始剤固定化条件の検討, 化学工学会第51回秋季大会, Online, 2020/9 ポスター賞受賞!
  14. 佐伯大輔, 松山秀人: 両イオン性高分子を用いた表面改質による逆浸透膜のバイオファウリング抑制, 第23回日本水環境学会シンポジウム, Online, 2020/9, Invited
  15. 佐伯大輔, 千葉竜一, 奥村幸久: Electroformationにおける電圧操作がgiant vesicleの形態に及ぼす影響, 日本膜学会第41年会, 2020/6
  16. 谷河怜, 佐伯大輔, 奥村幸久: 静電相互作用を用いたリポソーム融合法におけるSLB形成挙動に及ぼす脂質組成と融合誘発剤の影響, 日本膜学会第41年会, 2020/6
  17. 峯親良, 佐伯大輔, 奥村幸久: 表面開始ATRP法を用いた多孔体表面への高分子薄膜の作製とナノろ過膜としての評価, 日本膜学会第41年会, 2020/6

2019年度以前(クリックで展開)



外部資金

<進行中のプロジェクト>


<終了したプロジェクト>


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