信州大学経済学部は、政策志向型の日本経済・社会の実証研究とそれに基づく教育を理念として創設されました。
日本の経済・社会は激しい変動の最中にあり、今まさに、問題発見・解決型の実証的・実践的社会科学が求められています。また、複雑な現代社会が提起する問題・課題の解決のためには、多元的・多角的な社会科学的分析、すなわち、社会諸科学の連繋が必要とされています。
信州大学経済学部は、専門研究を深めることで現代社会に対する社会科学的な認識をより一層高めるとともに、専門研究を通じて高められた社会科学的な認識を次世代に伝え、日々移り変わりゆく社会に積極的に関わる主体を作り出すことが、広く社会から求められていると考え、以下の、基本理念、ならびに、研究目標、教育目標を掲げます。
1 基本理念
- 信州大学経済学部は、実証的・実践的な社会諸科学の専門研究を深め、それらを有機的に結合することで、現代日本の経済・社会の解明を焦点とする専門研究と教育を実践する。
- 信州大学経済学部は、社会諸科学の連繋に留まらず、異分野との協力体制を積極的に推し進めることで、現代社会が抱える先端的課題に、積極的かつ主体的に取り組む。
- 信州大学経済学部は、社会・地域・海外とのネットワークを形成し、「大学から社会へ、社会から大学へ」をキーコンセプトとする研究教育を実践する。
- 信州大学経済学部は、社会との積極的な交流と連繋によって「知」の拠点を形成それを通じて地域に貢献する。
2 研究目標
信州大学経済学部は、現代日本の経済・社会が提起する課題の解決のために、共同研究テーマを設定し、実証的・実践的な専門研究を行う。
信州大学経済学部は、そのために、高度に専門的な研究を横断的に組織し、社会諸科学の有機的連携ならびに異分野との協力体制、さらには、社会とのインタラクションを通じた、多元的・多角的な専門研究を行う。
3 教育目標
- 信州大学経済学部は、社会諸科学の専門研究を踏まえ、激変する現代社会環境の中で、時代に流されず、主体的にその変化に対応できる能力を持った個人、とりわけ、ビジネス・リーダー等、経済社会の構造変化を見据えた問題発見・解決型の実践的な企業人・組織人の育成を目指す。そのために、以下の内容の教育を行う。
1) 情報収集・発信リテラシー、コミュニケートカを基盤とする基礎的職業能力の育成
2) 企業人・社会人として必要な実践的能力の育成
3) 時代を観る眼の涵養
4) 職業的倫理観と市民的公共観の涵養
- 信州大学経済学部は、企業人講師等による講義、ビジネス・インターンシップ、ボランティア実習等、様々な「大学から社会へ・社会から大学へ」をキーコンセプトとした教育実践をさらに発展させる。
- 信州大学経済学部は、自発的自律的学習を支援し、少人数教育を中心とする相互交流型の教育を実践する。
- 信州大学経済学部は、すでに仕事をもつ社会人に対して、自らの職業能力の高度化を図るためのインタラクティブな教育研究支援を行い、高度職業人を養成する。
- 信州大学経済学部は、高度専門研究と教育実践から得られた成果を広く地域・社会に還元すべく、生涯教育に対する教育体制を強化する。


