ホーム >

外国人留学生/国際交流

外国人留学生/国際交流
外国人留学生/国際交流

2016年4月信州大学 経済学部は「経法学部」に変わりました。
詳細は経法学部サイトからご覧ください。
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/econlaw/

※以下は、2015年度の経済学部の情報です。

経済学部では、国際交流・留学生委員会と国際交流室が中心となり経済学部の国際交流を推進しています。
留学生の受け入れ、チューター制度、海外の大学との交流等についてご紹介します。


1. 外国人留学生

留学生受け入れ状況

経済学部は、1986年から2014年までの間にインドネシア、韓国、キルギス、ジンバブエ、中国、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス等から395名の留学生を受け入れています。

信州大学全体では現在、アメリカ、イタリア、イラン、インド、インドネシア、エクアドル、オーストラリア、オランダ、韓国、ケニア、ジンバブエ、スロバキア、タイ、台湾、タンザニア、チェコ、中国、チュニジア、ドイツ、ネパール、ハンガリー、バングラデシュ、フィリピン、フランス、ベトナム、ボツワナ、マレーシア、ミャンマー、モンゴルから留学生を受け入れています。

授業料等

区分 金額
入学検定料 17,000円
入学料 282,000円
授業料 前期分 267,900円
後期分 267,900円
年額 535,800円

※入学時及び在学中に入学料・授業料が改定された場合には、改定時から新入学料・新授業料が適用されます。

私費外国人留学生入試

経済学部の学力検査を受験するには、事前に以下の日本留学試験と英語資格試験を受けていることが必要です。

1. 日本留学試験の受験(受験する年度の6月または11月実施のもの)

日本留学試験3科目(日本語、総合科目、数学【コース自由】)
総合科目と数学の出題言語は、日本語・英語のいずれでも可。

2. 英語資格試験の受験

2014年~2015年に受験したTOEFL(PBT)、TOEFL(iBT)、TOEICのいずれかの成績認定証明書を出願時に提出してもらいます。

3. 経済学部の学力検査の受験

1日目:筆記試験(小論文)
入試問題では、文章の読解力を主に測ります。
詳しくは、経済学部のホームページに掲載されている平成27(2015)年度の入試問題と出題意図をご覧ください。

2日目:面接(25分程度)
出願書類(特に出願理由書)に基づいて、社会科学を勉強するための基礎的思考能力、適性、意欲、日本語の会話能力等を総合的に判定します。

4. 合否判定

日本留学試験及び英語資格試験の成績と筆記試験(小論文)の結果、面接試験の結果を合わせ、総合的に判定します。

5. 入試日程

出願期間:平成28(2016)年1月4日(月)~12日(火)
試験日:平成28(2016)年2月4日(木)・5日(金)
合格発表:平成28(2016)年2月10日(水)

私費外国人留学生入試に関する詳細については、下記をご覧ください。

大学生活

チューター

入学後、1・2年次留学生には、チューター(経済学部の日本人学生)をつけることができます。
チューターは、留学生の日本語学習や日常生活について、アドバイスをしてくれます。

信州大学グローバル教育推進センター

グローバル教育推進センターでは、留学生のための日本語教育や相談業務を主に行っています。
また、国際交流旅行等の行事も主催しています。

住居

国際交流会館(留学生向け宿舎)
大学から徒歩15分程のところに、「松本国際交流会館」という宿舎があります。

その他の学生寮(日本人学生と共同)
「思誠寮」、「思誠女子寮」及び「こまくさ寮」という3つの寮があります。
いずれの寮も大学から徒歩15分程のところにあります。

  国際交流会館 思誠寮(男子寮) 思誠女子寮 こまくさ寮
入館(寮)対象者 外国人留学生の主に1年次生 人文・経済・理学部の2年次生以上 各学部の1年次生
一室の定員 1人 1人 2人
月額寄宿料 4,700円 4,300円 4,700円
光熱水料等 全額自己負担 約6,700円 約26,000円
食費を含む

※国際交流会館は、上記以外に入居時に共益費、退去時清掃費、町会費等約35,000円がかかります。
※入居申請をしても、希望者全員が入居できるわけではありません。

授業料免除及び学習奨励費(奨学金)

多くの留学生は、授業料免除及び学習奨励費を取得しています。その他の奨学金もありますが、採択率は高くありません。

経済学部留学生の授業料免除状況

  平成25(2013)年度 平成26(2014)年度
前期 後期 前期 後期
申請者数 43名 43名 41名 39名
全額免除採択者数 0名 0名 0名 0名
半額免除採択者数 41名 43名 34名 36名

採択実績のある奨学金
学習奨励費、佐川留学生奨学財団、朝鮮奨学会、安田奨学財団、ロータリー米山記念奨学会、小林国際奨学財団、似鳥国際奨学財団 など

留学生のための進路支援

卒業後、日本での就職を希望する留学生向けに様々な支援を行っています。

  • 留学生の就職内定者による体験談及び懇談
  • 就職活動支援を専門とする講師による日本での就職活動のすすめ方とビジネスマナー講座

経済学部研修旅行

毎年、経済学部の留学生・日本人学生・教員で国内研修旅行を行っています。
【主な行き先】
平成26(2014)年度:愛知・三重(ホンダ鈴鹿製作所・伊勢神宮など)
平成25(2013)年度:長野・山梨(伊那食品工業・養命酒製造・富士五湖など)
平成24(2012)年度:愛知(名古屋税関・愛知製鋼・徳川美術館など)

カリキュラム

経済学部では、卒業までに以下の科目の中から、必要な単位を取らなければいけません。( )の中の数字は必要な単位の数です。
また、卒業するためにはこれらの単位を取るほかに、卒業試験に合格しなければいけません。卒業試験は、最終学年(4年次)に行います。

共通教育科目(37)

教養科目には、幅広い知識を習得できるような様々な分野の科目があります。
経済学部ではその中から以下のような科目を推奨しています。

  • 経済学科推奨科目:「世界経済の歩み」「経済学入門」
  • 経済システム法学科推奨科目:「日本国憲法」「財産法入門」
  • 基礎科目:外国語科目(8)※、健康科学科目(1)、新入生ゼミナール科目(4)

専門科目(90)

選択必修科目(34)
自由選択科目(56)

経済学科
主な選択必修科目:「資本主義経済の基礎理論」「経済史」「ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ」「マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ」「統計学Ⅱ」「世界経済」「経営学」「会計学」「財政」「金融」「卒業論文」

経済システム法学科
主な選択必修科目:「憲法」「刑法」「物権法」「現代日本政治」「契約法」「会社法」「労働法」「担保法」「行政法」「政治学」「行政学Ⅰ・Ⅱ」「卒業論文」

留学生向け科目

●日本語・日本事情科目(4)※
※英語を母国語としない留学生が外国語科目として履修できるのは、「英語」だけです。
「英語」8単位のうち4単位は、「日本語」の単位で振り替えることができます。
●日本の社会と日本語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

卒業生の進路

進路先の内訳

  平成24(2012)年度 平成25(2013)年度 平成26(2014)年度
就職者数 3名 3名 1名
帰国者数 3名 1名 5名
進学者数 4名 5名 2名
その他 1名 0名 0名
11名 9名 8名

過去の主な進学先大学院

大阪大学、京都大学、東京工業大学、筑波大学、名古屋大学、一橋大学、横浜国立大学、慶應義塾大学、武蔵野大学、明治大学、早稲田大学 など

過去の主な就職先

アリオン(株)、(株)Sプラン、オルガン針(株)、信越放送(株)、日清食品ホールディング(株)、(株)富士通アドバンストソリューション、(株)エービーシーマート、フレックスジャパン(株)、(株)日立保険サービス など

先輩からのメッセージ

平成24年度入学
MUTENDA AMANDA SHAMISO(ジンバブエ)

I studied the Japanese language at a Japanese language school in Tokyo for one and a half years and enrolled into Shinshu University in April of 2012. It was a real challenge leaving my home country and embarking on a mission to study in a foreign land in an entirely unfamiliar language but now that I have experienced a lot of things I wouldn’t have experienced if I was in Zimbabwe, I’m glad I made that decision. My social and academic experiences have awarded me strength of character. Professors are very supportive and assist actively in my studies.
Matsumoto is a city with rich natural beauty-an environment conducive for studying. There are many hot springs where one can go to relax and there’s a river near Matsumoto campus which is good for morning or night jogging etc. In addition, there is a foreign students’ support family, a group of Japanese people of different social and personal backgrounds both young and old. They organize international events such as cooking parties where students cook their countries’ dishes. This is a chance to meet Japanese people from different walks of life and it helps to further one’s understanding of Japanese society. I am personally close to this family and they have made my stay in Matsumoto a lot easier and enjoyable. There are not many students from the African, European and American continents. The majority of foreign students are Asian so please come to Shinshu University and contribute to this wonderful school and in so doing, hopefully enrich your own lives as well.

平成24年度入学
NGUYEN THI MAI HUONG(ベトナム)

 私が信州大学経済学部に入学してから、もう2年経ちました。はじめは心配と不安ばかりだったのに比べ、現在の私は楽しく自立した生活を送っています。長野県は自然が豊かで、静かなので、勉強にはとても適したところだと思います。
 1年生の時、日本人の友達がいなくて心配でしたが、国際交流パーティー(新入生歓迎会)や留学生見学旅行などの機会で日本人の友人のみならず、様々な国籍の友人も作れました。皆一緒に勉強したり、遊んだりして、とても楽しいです。
 勉強面だけでなく、アルバイトや人間関係などの生活面でも先生方は熱心に相談にのってくださいます。
 また、2年生の新学期のガイダンスの際に行われるゼミ説明会は、複数の専門の中からどの専門が自分に向いているか悩んでいる学生にとっては、とてもいい制度だと思います。 
 私は信州大学に入学してよかったと思っています。

平成24年度入学
林 龍星(マレーシア)

 2012年春、ようやく信州大学に入学し、日本での大学生活が始まりました。最初は不安でいっぱいでしたが、信州大学の先生方や先輩、友人は皆親切で、様々な面で助けてくれるおかげで、充実した大学生活を送れるようになりました。特に、信州大学は留学生を大切にし、留学生に対するサポート体制は他の大学と比べて優れていると思います。
 現在、私は思誠寮という信州大学の学生寮で暮らしています。入寮後は、多くの日本人の友人ができました。特に、寮祭というイベントがあり、寮生皆で一緒に楽しく騒いだり、遊んだりして、更に友情が深まりました。それだけでなく、寮の行事を通じて地域活動にも参加しています。例えば、手打ちそばを打ったり、地域の祭りを手伝ったりしました。そうした活動を通じて地域の人々と交流できるだけでなく、様々な日本の文化も体験できました。
 信州大学は自然にあふれており、たまに登山やハイキングなどのイベントもあり、自然に触れつつ日々の疲れを取り除くこともできます。信州大学に入って、本当に良かったと思います。今後の大学生活も楽しんでいきたいです。

平成24年度入学
孫 碩鎬(韓国)

 私は、2012年4月に信州大学経済学部に入学しました。入学する前は、他の人との付き合い方や新しい生活環境に適応できるかなど少し心配でした。しかし、1年生の時、チューター制度や新入生ゼミナールを通じて、多くの友達と付き合うことができました。さらに、経済学部は他の学部と違い国際交流室があり、留学生見学旅行など留学生のためのイベントも行われています。このようなことから、信州大学経済学部は留学生支援がとても充実しているところだと感じました。
 また、信州大学に来た当初は分からないことばかりだったので、迷ったこともたくさんありました。しかし、経済学部の先生方や事務室の方々が優しく教えて下さったので、すぐ解決することができました。
 現在、私は経済の専門科目とゼミを中心に勉強しています。最初は理解できないことがたくさんありましたが、経済学部の先生方が丁寧に説明して下さり、参考書なども紹介してくださったので、すぐ理解することができ、勉強に集中して取り組むことができています。
 このような経済学部の恵まれた環境のおかげで、私は楽しい留学生活を送っており、今の生活に非常に満足しています。

平成25年度入学
AFANDY NATALIA(インドネシア)

 私が2013年4月に入学した当初は、信州大学に友達もなく、松本のことも詳しくないため心配でした。しかし、時間が経つにつれて楽しいことが多いのだということをしみじみと感じるようになりました。
経済学部では毎年9月に留学生と日本人学生が参加する1泊2日の「留学生見学旅行」があり、初めて知り合った留学生や日本人学生と友達になったり、先生方と色々なことを話すことのできるよい機会となっています。
 また、経済学部は留学生が多いので安心です。先生方も優しいので困ったことがあったら助けてくださいます。さらに、経済学部の1年生と2年生の留学生には、日本語や生活面でサポートしてくれる日本人学生のチューターをつける制度があります。チューターは春に行われる「経済学部新入留学生歓迎パーティー」に参加した留学生と日本人学生のうち、お互いに気に入った人同士がペアになります。大学が決めた相手でなく、留学生と日本人チューターが自分たちで相手を選べるのは良い点だと思います。レポート作成や日本での生活でわからないことがあれば、チューターに相談することができます。
 ゼミでは自分が興味を持つテーマを選び、様々なことを調べ、疑問に対する答えを自分で見つけます。入学してからは不安なく楽しい留学生活を送っており、信州大学に入って良かったと思っています。

所在地

信州大学経済学部 所在地

2. 国際交流

ハワイ大学との交流

経済学部では、ハワイ大学ウィリアムリチャードソン法科大学院と交流協定を締結し、同法科大学院より教員を招聘し、経済学部生向けに毎年夏期に集中講義を行っています。
また、2011年度からハワイ大学での研修「ハワイ大学スタディーツアー」を実施しています。昨年度は15名の学生が参加しました。

夏期集中講義

毎年、ハワイ大学法科大学院の教員による集中講義を開講しています。松本キャンパスにいながらにして、米国のロースクールの教員による講義が受講できます。講義は英語で行われ、経済学部生ならだれでも受講可能です。

ハワイ大学研修

経済学部で事前学習を行ったうえで、ハワイ大学に1~2週間滞在し、英語での講義やフィールドトリップに参加します。海外の大学での学習体験を通じ、学生の異文化理解を促進し、英語学習を奨励しています。学部が参加費用の一部を負担します。

大学間協定に基づく留学

経済学部では、大学間協定に基づき、中国・韓国を中心に各国から交換留学生を受け入れています。経済学部の学生も、交換留学生として、米国・中国・韓国等の大学で学んでいます。
大学間協定に基づく交換留学のほかに、短期交換プログラムとして「カナダ短期語学研修」や「カリフォルニア短期語学研修」などを実施しています。
留学先で取得した単位を信州大学で修得したものとして単位認定することができますので、指導教員や経済学部学務係に事前によく確認をしてください。

留学に関する詳細については、グローバル教育推進センターへお問い合わせください。

チューター

経済学部では、1・2年次の外国人留学生のうち希望する者に対して、学部の日本人学生をチューターとして配置しています。
チューターは、外国人留学生の大学生活を支援するため、主に日本語学習相談や生活相談に応じます。チューター活動には、活動時間に応じた謝金が支払われます。
学期初めにチューター希望者を募集しますので、ボランティア精神に富み、国際交流に関心がある方は、是非応募してください。

英語の奨励

経済学部では、英語学習を奨励しています。
外国語科目(英語)ではTOEIC-IPの受験を課しています。
また、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS等の成績により単位を認定する制度があります。
さらに、海外での英語研修についても単位を認定することができます。