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「安曇野と芸術実践」(H25年度報告書より)

2017年02月20日

平成25年度安曇野市・信州大学人文学部受託研究報告書『安曇野芸術実践』より5-6頁の抜粋です。

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「未来への提案」〜アーティスト平川典俊の選択

2016年10月03日

日時:2016年10月17日(月)18:30-20:00
会場:信州大学人文学部新棟(経法・人文共同棟)311実習室
講師:平川典俊(アーティスト)
参加費無料


人類や地球の未来について、世界じゅうのクリエイティブなアーティストが集い、ビジョンを提案・共有し、実践していくこと。2013年に設立されたTODAY IS THE DAYは、現代社会のあり方を根本から問い直しつつ、アートが本来的に人々にもたらしうる肯定的な価値や可能性を見いだし、社会へと広げる活動を展開しています。本レクチャーでは、同団体の発起人であるアーティスト、平川典俊氏が、その活動の意義や展望について、福島県双葉郡広野町の子どもたちをシンガポールに迎えるアート保養プログラムなど、具体的な事例をまじえつつ、お話します。


TODAY IS THE DAYは2013年2月に非営利団体としてニューヨークに、同年3月には一般財団として広島に、さらに9月にはシンガポールに、そして2015年11月にはチューリヒにも設立されました。世界を代表するアーティスト、美術館長、作家、音楽家、コレオグラファー、映画関係者等がその顧問やメンバーとなり、グローバルな視点で、アートが社会や人類の未来に貢献していくという極めて公共性の高い活動をすすめています。シンガポールのアート保養プログラムでは、ラサール・カレッジ・オブ・アーツや東京の子ども未来研究所と提携し、また、ニューヨーク大学の協力を受け、アートセラピーをともなう独自の活動を展開しています。


平川典俊(ひらかわのりとし)
1960年生まれ。1988年より写真やインスタレーションの制作を始め、これまでにポンピドー・センター、フランクフルト近代美術館、チューリヒ・クンストハレ、ニューヨークPS1、東京都現代美術館、横浜美術館など、世界各地の美術館で作品発表をおこなう。2012年には群馬県立近代美術館で個展「平川典俊『木漏れ日の向こうに』」を開催。映像作品に「モンペリエの何もない時間」(モンペリエ・ダンス・フェスティバル、フランス、2001年)「ストリングス・オブ・ライト」(BMWグループパビリオン、ミュンヘン、2004年)「リターニング・オブ・ザ・サン」(ブールム・アンド・ポー画廊、ロスアンゼルス、2010年)、「ブラボー」「ファットマン」(被爆者のインタビュー映像 2011年)などがある。著書に『ここにいてここにいない』(青弓社、1991年)など。国内外の大学や研究機関等でのレクチャーも多い。ニューヨーク在住。


主催・連絡先
信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野 金井直
kanait(a)shinshu-u.ac.jp (a)は@

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白川昌生・小田原のどか「彫刻の問題」

2016年09月02日

古来、彫刻の多くはモニュメントであった。あるいはその一部であった。そうではなくともモニュメンタルであった。彫刻という造形言語が絵画との対比において確立する時期、モニュメントとしての彫刻もまた地に溢れる。近代彫刻史とはその一面においてモニュメントの歴史である。
白川昌生と小田原のどかもまた、モニュメントに関わる。しかし、モニュメントをつくるのではない。むしろモニュメントについて、つくる。
彼らの試みるモニュメントについての彫刻は、一種のメタ彫刻として、私たちの彫刻に関する理解や観念を問い直すだろう。また、その剥き出しの姿は、彫刻を素材によるかたちの実現とみなす伝統的・近代的な観念、あるいは素材・形式・内容の美学的トリニティとも相容れないものだろう。彼らにとって、彫刻とはむしろ素材materialを問題matterへと変換する開かれた所作ではないか。絵画の対立項でも、立体表現の呼称でもない、ひとつの所作としての彫刻。その可能性について、二人の作品を通して考えたい。


日時:2016年9月28日(水)-10月10日(月・祝)、10月3日(月)休み
12:00-19:00(ただし初日は17:00から、最終日は15:00まで)
場所:愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー
入場無料


主催:信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野
共催:愛知県立芸術大学
協力:科学研究費(基盤研究費A)「現代美術の保存と修復」


関連企画=オープニングトーク「彫刻の問題」
ゲスト:小田原のどか、白川昌生(出品作家)
進行:金井直(本展企画者、信州大学人文学部准教授)
日時:9月28日(水)17:30-19:00
場所:愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー
参加無料

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あいちトリエンナーレ2016(8月11日〜10月23日)

2016年06月16日

国際的な芸術祭、あいちトリエンナーレが8月11日からはじまります(10月23日まで)。テーマは「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」。旅にまつわる作品も多く登場しますが、世界各地から集まったアーティストの作品やパフォーマンスと出会うこと自体、創造/想像的な旅のかたちといえるでしょう。会場は名古屋、岡崎、豊橋。それぞれのまちをめぐりつつ、アートの魅力と価値を確かめ、分かち合えればと思います。



あいちトリエンナーレ2016

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「アーツ・チャレンジ2015」開催。2/17〜3/1

2015年02月07日

「アーツ・チャレンジ2015」は、2月17日オープンです(3月1日まで。於愛知芸術文化センター)。
一部の作家さんはすでに現場制作を精力的に進めてくださっています。ありがとうございます。
初日2月17日午後2時〜と、21日午後3時〜の2回、作品見学ツアーもあります。私、一応ナビゲーターを務めますが、むしろひとりの鑑賞者として、興味のおもむくままに、仕掛けなしに、出品作家さんにあれこれ伺ってみようと思います。
どうぞよろしくお願いします!

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ヒトのカタチ、彫刻 津田亜紀子/藤原彩人/青木千絵

2015年01月29日

静岡市美術館での開催中の展覧会。人体に対する三者三様の興味深いアプローチをご覧いただけます(3/22まで)。
関連企画として2/15に開催のトークセッションに参加させていただきます。
作家さんからどのようなお話をうかがえるか、とても楽しみです。

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『女性の表象学』

2015年01月28日

共著です。私は18世紀ヴェネツィアのパステル画家ロザルバ・カッリエーラについて書いています。


『女性の表象学』ありな書房

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オーギュスト・ロダン ー複合的視点で捉えるー

2014年10月02日

静岡県立美術館ロダン館開館20周年国際シンポジウムが開催されます。
フランス国立ロダン美術館館長カトリーヌ・シュヴィヨ氏の基調講演にひきつづき、報告と討議があります。私もこれにパネリストとして参加。「ロダン効果 アントニオ・カノーヴァの場合」という題で、ロダン受容が、より古い彫刻家の理解・評価にも影響を与える一種のアナクロニーについてお話します。


日時:10月31日(金)13:00-17:15
会場:静岡県立美術館講堂

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アーツ・チャレンジ2015

2014年08月21日

あいちアートプログラムの一環、アーツ・チャレンジ2015。若手芸術家支援プログラムです。選考委員は五十嵐太郎さん、加藤義夫さん、高橋瑞木さん、拝戸雅彦さん。そして私は、選考とあわせて、実際の制作・展示のアドバイスにも関わる予定です。締め切りは9月19日。・・近づいてきました。多くの応募を待っています!

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美術館での活動(7月)

2014年06月29日

小諸高原美術館で、母袋俊也さんの展覧会「絵画《TA・KO MO RO》」が開催中です(7月21日まで)。関連企画として、対談「見晴らし小屋・風景・絵画」に参加します(7月6日14-16時)。同館所蔵品には丸山晩霞や三宅克己もありますので(もちろん小諸ですから藤村の「雲」1901年も連想されます)日本近代における風景の発見といった話題も、自然に重なってきそうです。ついでに申し上げると、信濃美術館(長野市)でも7月21日に風景画に関するギャラリートークを仰せつかっているので、私の7月は信州の風景づくしとなる予定。お近くのみなさま、ぜひご来場ください。

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「あいちアートプログラム アーツ・チャレンジ2015」

2014年06月26日

「あいちトリエンナーレ2016」に向けて、若手美術作家を応援するプログラム(企画コンペ&展覧会)、「アーツ・チャレンジ2015」が動き始めました。私は審査に参加し、さらに実際の展示に関わります(キュレーション)。
企画募集は9月19日まで。審査を経て、展覧会は愛知芸術文化センターにて来年の2月17日から3月1日まで開催です。
現代美術の魅力を明らかにする機会となればと思います。奮ってご応募ください。

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シンポジウム「現代美術の保存修復」

2014年02月17日

国際的に活躍されている3人の修復家をお招きして開催する特別シンポジウムです。

日時:2014年3月23日 (日)14時~
場所:京都大学 総合人間学部棟 1B05教室

講演1:アントニオ・ラーヴァ(イタリア国際修復機関副会長・ヴェナリア国立修復研究所教授)
   「伝統と革新のあいだで ― 現代美術のための修復理論」
講演2:岡 泰央(岡墨光堂代表・文化財修理師)
   「日本における絵画修理のあゆみ」
講演3:森 直義(森絵画保存修復工房代表・東北芸術工科大学教授)
   「画家の技法について ― ジョルジュ・ルオーと藤田嗣治を例に」

司会: 岡田温司(京都大学教授)


私はコメンテーターとして参加させていただきます。

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ほんとうの「博物館王国」のために

2014年01月23日

『市民タイムス』2013.1.23より

2008年の文科省社会教育調査によれば、博物館(含類似施設)数トップの都道府県は長野。自然・文化・観光・郷土意識・教育等、さまざまな要因が重なって、この“栄光”に輝いているのだと思います。すばらしいことです。しかし、近年は休館閉館の知らせも多く、また、それぞれの館を支える学芸員のみなさんの困難な条件(勤務状況・給与・雇用形態)も漏れ聞こえます。そうした環境にあって、学芸員資格に関わる機関としての信州大学の役割は小さくないと私は思います。ただ単に資格取得に必要な授業を開講し、「博物館王国」に人材を供給するのではなく、博物館のあり方、また、学芸員という職能に対する理解を、全県的に高めていく努力・活動が必要なのではないでしょうか。地域連携や学際性が重視される当節、ことの根本といってもよい課題のひとつに、博物館・学芸員問題があるという認識を、学部や立場を越えて学内で共有できればと願っております。
そんな思いも込めながら、今週末、博物館実習関連企画を開催いたします(信州大学自然科学館1/24-26、松本市美術館1/25,26)。ぜひご来場ください。

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博物館実習関連企画「ミュージアムを知ろう!利用しよう!」

2014年01月06日

 

信州大学人文学部・理学部合同の博物館実習の一環として、学内・学外を舞台に、ミュージアムの楽しさや役割を知る/伝えるプログラムを展開します。

 

Book Museum〜ブックミュージアム〜

会場:松本市美術館1F子供創作館・情報交流館、3F美術情報図書室

日時:2014年1月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、25日(土)26日(日)12:00−16:00

入場無料

この企画の中心は、ずばり「本」です。

美術館で作品に出会うように、新しい本との出会いも体験してみませんか。気軽に立ち寄って本を手に取り、その場で読むことのできる空間を、博物館実習生がお客様と一緒に作っていきます。忙しい毎日のなか、暖かい場所でゆったり本と向き合う時間を作ってみてはどうでしょうか。美術館には無料で利用できる図書室があり、その本を利用した展示も行います(展示内容:企画展「モローとルオー」関連に加え、美術館の方々おすすめの美術本、大学生が今読んでいる一冊、など)

 

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ようこそ自然科学館へ!

会場:信州大学自然科学館

日時:2014年1月24日(金)10:00−19:00 25日(土)、26日(日)10:00−17:00

入場無料

□展示企画「リニューアル自然科学館」

信州大学松本キャンパス内の自然科学館は、動植物の標本を多数収蔵する施設ですが、一般公開の機会は限られています。今回の特別公開にあたっては、博物館実習生一同、館内の清掃、資料のリスト化、解説キャプションの追加・改良を進め、施設をより魅力ある展示空間に模様替えしました。おなじみの雷鳥の12ヶ月剥製に加え、長野の生物紹介など、見どころもいっぱいです。

□関連企画「クイズラリー」

信州の珍しい生物について、クイズを通して理解を深めましょう。

入館時にクイズシートをお渡しします。

日時:25,26日。開館中いつでもご参加いただけます。

□関連企画「信州生物ツアー」

博物館実習生が展示室内をご案内。珍しい資料について、楽しく解説します。

日時:25、26日 13:00−, 15:00−  (所要時間:45分)

□関連企画「自分だけの化石をつくろう」

内容:化石のレプリカづくり(成型・着色)を体験し、太古の世界を身近に感じてみませんか。作ったものはお土産になります。

日時:26日(日)10:00−16:00 随時ご参加いただけます。所要時間:1時間

 

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寒い季節だからこそ、ゆっくりと。

みなさまのご来場をお待ちしております。

 

博物館実習チラシ.pdf

お問い合わせ kanait(a)shinshu-u.ac.jp (a)は@

日々の動き、最新情報等はぜひFacebookで!

https://www.facebook.com/museumpracticumshinshu

 

 

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「アーケード かたち・リズム・交差」(11/9-24)

2013年11月17日

佐々木愛《Crossing》部分

芸術ワークショップゼミ(美術系)恒例の秋の企画展。今年もふたりの作家さんをお招きして開催中です。
砂糖を用いた入念なドローイングで知られる佐々木愛さんは、松本市内の菓子店、開運堂で新作《Crossing》を公開中。
スピーディーな線の躍動を持ち味とする文谷有佳里さんは、同じく市内菓子店、飯田屋、山屋、藤むら、磯村、梅月で、それぞれのお店のたたずまいに触発された作品を公開。
対照的なふたりの現代美術作家によるドローイングの競演。アートに染まる晩秋の松本をお楽しみください。
22日からは信州大学自然科学館でも佐々木愛さんのインスタレーションをご覧いただけます。
お問い合わせは、芸術コミュニケーション分野、金井までどうぞ。kanait(a)shinshu-u.ac.jp  ※(a)は@

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「薄白色の余韻 小林且典」

2013年10月10日

展覧会のご案内を頂戴しました。
精緻な手技の重なり合いが透明感に転ずる、そんな小林さんの世界を堪能していただける展覧会かと思います。
同展リーフレットに「展開/現像:小林且典の彫刻と写真」と題して小文を寄稿いたしました。会場にてご覧いただければと思います。


薄白色の余韻 小林且典
兵庫県立美術館
11/2-12/1

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彫刻と呼ばれる、隠された場所

2013年07月03日

武蔵野美術大学で開催中の展覧会「彫刻と呼ばれる、隠された場所ー墓は語るか」の図録に「セノタフとしての近代彫刻ーアントニオ・カノーヴァを起点として」を寄稿しました。また、関連企画のシンポジウムに参加し、墓と彫刻の存在論的交差を古代そして現代を軸に考察する同展に、近代史的視点を添えさせていただきました。大学美術館ならではの意欲的な研究企画展です。8月10日まで。ぜひ。

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『フレスコ画の身体学』

2012年12月14日

ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画除幕からちょうど五百年。それを記念して、というわけではありませんが、同礼拝堂に捧げられた本『フレスコ画の身体学 システィーナ礼拝堂の表象空間』が刊行されました(上村清雄責任編集、ありな書房、2012年)。イタリア美術史やヨーロッパ精神史を専門とされる研究者のみなさんにまじって、私も礼拝堂の五百年強の歴史をたどる序章+終章を寄稿しています。他の方々の充実した論考に比べ、まさに拙稿、拙いものですが、ミケランジェロひとりの名にはけっして還元しえぬ歴史の重層、礼拝堂のパリンプセスト的な性質にこだわってまとめてみました。
全638ページ。カラー図版も多数。ハンドブックというには重すぎるかもしれませんが、ヴァティカン美術館訪問の前にはぜひ手にとっていただきたい一冊です。

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展覧会「ここも そこも どこかのここで」

2012年11月25日

会場エントランス(松本市美術館)

松本市美術館で開催中の「ここも そこも どこかのここで 小林史子・前沢知子・水野勝規」展、この3連休にもたくさんのみなさまにご来場いただきました。ありがとうございました。気鋭の作家さんと芸術ワークショップゼミの学生たちのコラボレーションから生まれた展示空間は、通常の現代美術展とは少し別の、開かれた雰囲気に包まれています。
会期も残すところあと3日(11月27,28,29日)。未見のみなさまのために、少し見どころを紹介しましょう。

みどころ

前沢知子さんの展示風景

まず注目していただきたいのは、小林史子さんの作品に用いられている旧山崎歯科医院のレンガです。旧山崎歯科医院は1888年に建てられた県内最初期のレンガ造り洋館で、1996年に登録有形文化財に指定されました。しかし、2011年6月の地震で損傷。その後、保存運動も展開されましたが、惜しくも今年8月に解体。その際、確保された約1200個のレンガが今回の作品素材です。その場所ならではの素材を用いたインスタレーションを得意とする小林さんの力量で、歴史の層理を感じさせる、また、秩序と破調のせめぎあう緊張感ある作品が生まれています。
一方、前沢知子さんは信州大学内や松本市美術館で絵画制作ワークショップを展開。多くの参加者との共同作業から生まれた絵画に、さまざまな機能・形式を与え、美術館内外に送り出しています。最近、松本市内に絵画が増えているとは思われませんか。あるいは、いつもの場所に別の絵がかかっていることにお気づきではないでしょうか。そんな新鮮な絵画との出会いを演出していた前沢さんが、美術館では大作を公開。ぜひご覧ください。
映像作品を手がける水野勝規さんは、今回は、通常のスクリーン枠を離れ、複数の映像のフレームを空間内に解き放つことで、それを追う眼差しの身体性を強く刺激することに成功しています。もちろん、ストレートな映像投影も水野作品の魅力。これは、美術館外の池上邸でご鑑賞いただけます。


展示とは別に、関連企画が2つあります。
「まちなかトーク」11月27日(火)17:30-21:00 かわかみ建築設計室
「公開ゼミ@あがたの森」11月28日(水)19:00-21:00 あがたの森文化会館


草間さんもいいけれど、別のタイプの現代美術にも触れていただければと思います。
学生たち、がんばっています。「ここも そこも どこかのここで」おすすめします。11月29日まで。於松本市美術館。入場無料!

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アルテ・ポーヴェラととらんしっと

2012年06月10日

展評を書きました。
ひとつはイタリア建国150周年記念展「アルテ・ポーヴェラ2011」について。
「アルテ・ポーヴェラ2011」消息
もうひとつは、北九州、Operation Tableのグループ展「とらんしっと 世界通り抜け」について。
とらんしっとを通り抜ける


いずれも電子版のみです。

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