独語・独文冬合宿 in 乗鞍

さよなら乗鞍寮

ドイツ語学・ドイツ文学分野では,以前から夏・冬の合宿に信州大学乗鞍寮を利用してきました。しかし残念ながら,この3月に閉鎖が(いまのところ)決定したということで,思い出作りに,2月17日~19日の2泊3日で冬合宿にいってきました。名残惜しいということで,OB・OGも駆けつけてくれました。さらに今回は,ライプツィヒ大学の交換留学生も参加してくれたため,外界から遮断された空間で,共同生活をおこなうことにより,互いの文化や習慣について理解を深めることができました。

乗鞍寮は完全に自炊をしなければならず,夕食は2年生が,朝食は3年生が担当してくれました。大皿に大きく盛られた10人分の中華焼きそばは,見た目はともかく,味は格別でした。朝食は納豆の争奪戦がはじまり,それをドイツ人留学生が顔をしかめて眺めるという。普段ドイツ語を話すのは苦手…という学生も,ドイツ語と日本語を駆使し,積極的に留学生とのコミュニケーションを楽しんでいる様子でした。やはり生存をかけてこそ,外国語は習得されるものなのかもしれません。

今後もまた利用できればよいのに…と願いつつ,最後は皆で記念写真を撮りました。 最後に末筆ながら,この度の合宿のために援助してくださった人文学部後援会の皆様には,心からお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

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