お知らせ・報告

20181002中国語サロン 姑娘な鬼灯

Fさん提供の食用ホオズキ、中身の可食部分は黄色で小指第一関節ぐらいの大きさでした。

2018年度後期・中国語サロンが10月2日(火)から始まりました。
この日の中国語サロンは、学生、留学生、市民開講の方々、参加いただいているネイティブ非常勤講師の先生方等、全部で11人参加でした。

いろんな食べ物が参加者持ち込みで提供されている中国語サロンですが、この日は学生Fさんが白馬のアルバイト先でいただいたという食用ホオズキがありました。ホオズキは日本では観賞用が非常にポピュラーですが、食用はマイナーな存在。「初めて食べる」「どうやって食べるの?」という学生たちの声が上るなか、中国語ネイティブのL先生が「これ懐かしいです~」と言いました。中国では多く食べられていて、甘酸っぱい味も中国のものとほぼ変わりないということでした。中国では赤と黄色の二種があり、赤い方が甘く黄色い方がやや酸っぱめという情報も。ホオズキは中国語で何と言うのですかとL先生に尋ねると“姑娘”という答。「“姑娘”?ってあの“姑娘”??」予想外の答に驚きましたので、早速その場でタブレットPCにて検索することに。日本語では「鬼灯」という漢字表記が一般的ですが「酸漿」表記もあり、多分これで百度検索できると予想したらドンピシャで、中国語での正式名称は“酸浆suan1jiang1”でした。しかし別名がたくさんあり、

酸浆(拉丁文名:Physalis alkekengi L.)又名酸泡、挂金灯、戈力、灯笼草、灯笼果、洛神珠、泡泡草、鬼灯等。北方称为菇茑、姑娘儿,以果实供食用。

L先生が言った“姑娘儿”も北方表現として記述がありました。L先生曰く「この果物は“姑娘儿”の言い方だけ知っていて、“酸浆”の言い方は知らなかった」とのこと、ネイティブ目線でも別名の多さに驚いていた様子でした。

◎中国語サロンは毎週火曜昼休み(12:10~13:00)、信大人文ホールの西側隅っこで開催しています。些細な質問でも中国語の宿題でも、中国語ネイティブの方に尋ねてみたいことがあればお気軽にどうぞ。

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