#10 デジタルではないコース案内 (平成26年2月1日)
いま国公立大学個別試験の出願期間中ですが、信州大学農学部食料生産科学科に既に願書を出された、出そうとしている、あるいはほかのところと比べている受験生の皆さんに目を通していただきたいものがあります。
食料生産科学科は、農学コースと動物生産学コースに分かれており、学科生として入学した1年後、2年次からそれぞれのコースに分かれて異なるカリキュラムで学修を進めます。
内容は大きく異なりますが、広く食料生産に欠かせない技術知識を養う点では、両コース等しく大きな意義を持っています。
このうち私が関わっている「動物生産学コース」では、より多くの学生にコースの魅力を知ってもらえるように、教育内容や特色、就職状況をまとめた小冊子を昨年9月に作成しました。
有志教員がテンプレートのないところから原稿を起こした、そういう点では公式パンフレットとは違って手作り感のあるリーフレットです。
動物生産学コース案内(PDF)
この案内をもとに後日、コースの魅力をお話ししたいと思います。
日本一/日本唯一がいろいろあるこのキャンパスで動物生産学を学ぶということは・・・?
ぜひ冊子からイメージしてみてください。
#12 平成27年4月、信州大学農学部3学科は「農学生命科学科」に生まれ変わります。(平成26年11月18日)
信州大学農学部は、農を基盤とした生命科学系高度専門職業人養成の体系充実を図ることを目的として、学部改組を実施します。
具体的には、これまでの3学科(食料生産科学科、森林科学科、応用生命科学科)が廃止され、「農学生命科学科」1学科となります。
新学科のもとに4コースが新設され、平成27年4月入学生から、いずれかのコースに所属して履修していくことになります。
新設されるコース名称とこれまでの学科構成との対応は、下図をご参照ください。
今年度実施する平成27年度入試から、新しいコースごとに学生募集を行います。
現行学科と新コースの対応関係は,以下に示すとおりとなります。
さて、この学部改組は約2年間、学内外各位の指導、助言を受けながら議論を進めて実施に至ったものです。来春信州大学農学部に入学したいと考えているみなさん、また在学中のみなさんにとっても大きな変化になります(もちろん大学教員にとってもですが)。
それはこれからの時代、変化し続ける社会で活躍していくときに求められる、広い意味での素養を効果的に体得してもらうために必要な変革として、
理解し、より積極的に本学で学修を進めていってもらうきっかけとなることを願っています。
改組によって来年4月に入学のみなさんの学びがどう変わるかについては、これから順次お話ししていきたいと思います。
もし来年度入学を志望し、それも「信大農学部でこの研究がしたい!こんなことを学びたい!」というように、
ある程度具体的なイメージを持っておられたら、どのコースに入学すればその研究ができるか、
大いに気になると思います。ぜひ、関心のある研究分野の先生に直接尋ねるか、
高校の進路指導の先生に相談してみてください。
調べてみることで、きっと、信大農学部に入ってその研究をしたくなる気持ちが一層強くなる、そんな研究室ばかりです。
ちなみに、当研究室は、
【動物資源生命科学コース】 の教育を担当する予定です。