信州大学農学部 近未来農林総合科学教育研究センター
バイオリソース部門(生物資源研究室)
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Messages (2014) 

#10  デジタルではないコース案内
(平成26年2月1日)


いま国公立大学個別試験の出願期間中ですが、信州大学農学部食料生産科学科に既に願書を出された、出そうとしている、あるいはほかのところと比べている受験生の皆さんに目を通していただきたいものがあります。

食料生産科学科は、農学コースと動物生産学コースに分かれており、学科生として入学した1年後、2年次からそれぞれのコースに分かれて異なるカリキュラムで学修を進めます。
内容は大きく異なりますが、広く食料生産に欠かせない技術知識を養う点では、両コース等しく大きな意義を持っています。

このうち私が関わっている「動物生産学コース」では、より多くの学生にコースの魅力を知ってもらえるように、教育内容や特色、就職状況をまとめた小冊子を昨年9月に作成しました。
有志教員がテンプレートのないところから原稿を起こした、そういう点では公式パンフレットとは違って手作り感のあるリーフレットです。

動物生産学コース案内(PDF)

この案内をもとに後日、コースの魅力をお話ししたいと思います。
日本一/日本唯一がいろいろあるこのキャンパスで動物生産学を学ぶということは・・・?
ぜひ冊子からイメージしてみてください。



#11  南箕輪キャンパスの要素
(平成26年3月23日)


卒業式が終わってたくさんの個性的な農学部卒業生が社会に旅立っていく一方、私たちはまたあらたな農学部生を迎えます。
ようこそ。

4月に入学する皆さんが来年やってくる南箕輪キャンパスには、日本一か日本唯一、あるいはそれに近いものが3つあります:
(独自調べにつき思い違いありましたらご容赦ください[ご指摘お待ちしております])

@立地が最高標高
雰囲気は異なりますが、気候としては避暑地のそれに近く、夏は涼しく過ごせますがその分厳冬を覚悟してください。生産性もそれと無関係ではないように思えます…本来は一年を通して高いパフォーマンスを示さないといけないのですが。

A学生数が最少(か2番目)
仕事でほかの大学を訪ねたときに学生が多くて賑やかだなぁ、と感じます。
でもそれは、このキャンパスが活気に乏しいということでは決してありませんので、ここを訪ねたときに実感してください。
ひとつ難点?は、生協食堂の営業時間が短いことでしょうか。顧客が少ないのでしょうがないですね。
学生数が少ないということは教員数も少ないことになりますが、そのことは専門範囲の総面積?が他学部他大学と比べて狭いということを意味しません
皆さんがここで学びたいことはそれぞれだと思いますが、期待してくれていることのほとんどは、どの先生かがおそらくカバーしています。目は疎だが獲物は漏らさない網を想像してみてください。

B村に立地する(国立大学ではおそらく唯一)
キャンパス周辺徒歩圏内にはいくつかの商業施設、あるいは自家用車を使って近隣市町でひととおりの買い物等ができますが、
それほど大きな経済圏でないので、長時間過ごせるような娯楽施設が少ないです…「家にいてもしょうがないので学校で実験する/勉強する」ともあれ前向きの行動を取ってもらえるよう、キャンパスがその受け皿となれたらいいのかな、と思います。

コメントは毎度の通り私の主観ですが、つまりはここで過ごす時間は、大学生活として普通にイメージできるものとは少し異なるということは、多かれ少なかれ皆さん感じるところでしょう。
不足しているものはありますが、ないということで真に困るようなものはなくて、ここにしかないもので置き換えられる、そんな工夫の生活を送ってもらえたらと思います。



#12  平成27年4月、信州大学農学部3学科は「農学生命科学科」に生まれ変わります。
(平成26年11月18日)


信州大学農学部は、農を基盤とした生命科学系高度専門職業人養成の体系充実を図ることを目的として、学部改組を実施します。
具体的には、これまでの3学科(食料生産科学科、森林科学科、応用生命科学科)が廃止され、「農学生命科学科」1学科となります。
新学科のもとに4コースが新設され、平成27年4月入学生から、いずれかのコースに所属して履修していくことになります。
新設されるコース名称とこれまでの学科構成との対応は、下図をご参照ください。

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今年度実施する平成27年度入試から、新しいコースごとに学生募集を行います。
現行学科と新コースの対応関係は,以下に示すとおりとなります。

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さて、この学部改組は約2年間、学内外各位の指導、助言を受けながら議論を進めて実施に至ったものです。来春信州大学農学部に入学したいと考えているみなさん、また在学中のみなさんにとっても大きな変化になります(もちろん大学教員にとってもですが)。
それはこれからの時代、変化し続ける社会で活躍していくときに求められる、広い意味での素養を効果的に体得してもらうために必要な変革として、
理解し、より積極的に本学で学修を進めていってもらうきっかけとなることを願っています。

改組によって来年4月に入学のみなさんの学びがどう変わるかについては、これから順次お話ししていきたいと思います。

もし来年度入学を志望し、それも「信大農学部でこの研究がしたい!こんなことを学びたい!」というように、
ある程度具体的なイメージを持っておられたら、どのコースに入学すればその研究ができるか、
大いに気になると思います。ぜひ、関心のある研究分野の先生に直接尋ねるか、
高校の進路指導の先生に相談してみてください。
調べてみることで、きっと、信大農学部に入ってその研究をしたくなる気持ちが一層強くなる、そんな研究室ばかりです。
ちなみに、当研究室は、 【動物資源生命科学コース】 の教育を担当する予定です。


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