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TEL. 0265-77-1666

〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304


   
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Cherry blossoms are in full bloom  on campus in April
 朝焼け 中央アルプス仙丈ヶ岳                桜と仙丈ヶ岳 農学部キャンパス                新雪と朝日 構内農場から仙丈ヶ岳                                                          

空と地上から「森」を測る。
スマート林業で、持続可能な森林経営モデルをつくる。

信州大学農学部 特任教授としての研究と、大学発スタートアップ 「精密林業計測株式会社」の代表取締役としての実践を通じて、 森林リモートセンシングとスマート林業の社会実装に取り組んでいます。

  

ご挨拶

信州大学農学部で森林計測・計画学の研究と教育に携わってきました加藤正人です。現在は、 信州大学農学部 特任教授として研究活動を継続するとともに、大学発スタートアップ 「精密林業計測株式会社」の代表取締役として、森林リモートセンシング技術の社会実装に取り組んでいます。

人工衛星・ドローン・レーザ計測(LiDAR)・AI を組み合わせることで、森林資源を「見える化」し、 持続的な森林経営と地域振興に貢献することを目指しています。本サイトでは、 大学での研究・教育活動、自治体・企業との共同研究・受託研究、精密林業計測㈱を通じた社会実装・現場実証の情報を発信していきます。

この研究・活動の3つの柱

【1】森林リモートセンシングによる高精度な資源量評価

人工衛星画像、航空写真、ドローン、レーザ計測(LiDAR)など、さまざまなリモートセンシングデータを統合し、 単木レベルで森林資源量を推定する手法の開発に取り組んでいます

【2】AI とデータサイエンスによるスマート林業

深層学習(ディープラーニング)を用いた単木検出、林相区分、森林境界明確化、間伐出材量の自動算定など、 現場で活用できる AI 解析手法の研究開発と特許出願を進めています。
開発した「特許技術」のページ:こちら

【3】大学発スタートアップによる社会実装とモデル地域づくり

木曽町、伊那市、上田市などをフィールドとして、自治体・森林組合・企業と連携しながら、「森林境界明確化」 、「森林地籍調査(木曽モデル)」、「スマート照査法(東春近財産区)」など、全国に展開可能なモデルケースの構築を目指しています。

主な研究テーマとプロジェクト

研究テーマ

  • ドローンレーザ計測による単木レベルの森林資源量評価
  • オルソ画像と AI による林相区分および所有者別資源量の算定
  • 森林境界明確化から地籍調査へ展開する「木曽モデル」の構築
  • 「スマート照査法」による財産区有林の持続可能な森林経営モデル
  • 間伐前後のオルソ画像解析による出材量の自動算定
  • 持続的な森林経営と環境保全のCSR活動とESG評価
  • 森林の多面的機能評価モデル

プロジェクト(例)

  • 東春近財産区 スマート照査法プロジェクト(440ha)
  • 木曽町 森林地籍調査「木曽モデル」プロジェクト
  • 長野市 全自動解析による間伐出材量自動算定(ドローン×AI)実証
  • UAVレーザー計測による単木情報取得プロジェクト
  • スマート林業実験林「段丘崖・小黒川・白沢」で研究成果の実証

※ 開発した「特許技術」のページ:こちら
※ 実施中の「プロジェクト」のページ:こちら

自治体・企業のみなさまへ/精密林業計測株式会社との連携

自治体・企業のみなさまへ

市町村有林・財産区有林の資源量把握、森林境界の可視化と地籍調査、 間伐・主伐に向けた立木情報・丸太情報の事前把握、森林環境譲与税の戦略的活用に向けた基礎データ整備など、 多様なテーマでの共同研究・受託調査を行っています。

現場の課題から一緒にプロジェクトを設計するところから、ご相談をお受けしています。

精密林業計測株式会社との連携

精密林業計測株式会社は、信州大学発の認定スタートアップとして、 森林リモートセンシングと AI を用いたスマート林業技術の社会実装を担っています。

  • 森林資源情報解析サービス(ドローン・レーザー・衛星画像)
  • AI による単木検出・林相区分・境界明確化ソリューション
  • 自治体・企業向け実証事業、モデル地域づくり

会社ホームページ:
精密林業計測株式会社 公式サイト

学生・若手研究者のみなさんへ

森林リモートセンシングやスマート林業に関心のある学部生・大学院生・ポスドク・社会人大学院生の皆さんと、 一緒に研究に取り組んでいきたいと考えています。

  • ドローンや LiDAR、衛星データなど新しい計測技術に興味がある方
  • 自治体や企業と一緒に、実務に近い研究をしてみたい方
  • 将来、林業・地域づくり・環境分野で起業や実務を考えている方

研究テーマや進路、共同研究などに関心がある方は、所属・お名前・ご用件を明記のうえ、 メール等でお気軽にご相談ください。

 最近のトピックス 2025年11月21日(金曜)更新

  • 11月 大学プレスリリース、 共同記者会見、 会議、予算申請、ILS2025でピッチ登壇と出展

    イノベーション・リーダーズ・サミットILS2025 2025123-4日虎ノ門ヒルズ ピッチ登壇と出展
     SBIR採択でNEDOから推薦を受けてピッチ(12/3)NEDOドリームピッチDay1
     ブース展示(12/3-4)NEDOエキシビションwith ITRI 10:00-18:00。感謝

    日経グリーンインフライニシチブ「森林価値創造シンポジウム」 (12/3) → こちら
     会場:日本橋ホール、パネルディシカッション「これからの森林価値創造」で登壇

    信州大学プレ
    スリリース トピックス一覧 (11/09)
      地域課題解決に向けて、精密林業計測と共同で実施
    (1)「スマート照査法」で持続可能な森林経営へー東春近財産区で実証開始ー →こちら(11/07)
      ドローンとAI林相区分による森林境界明確化の成果を森林地籍調査「木曽モデル」に ~期間短縮と経費削減~
      →
    「林業のプロ」不在の財産区をドローン+AIで黒字化へ 信州大学農学部が技術指導契約:中日新聞

    地域の山を守り、活かして環境保全に貢献 スマート林業(河岸段丘崖)実験林こちら
     Let's enjoy 斜面樹林に整備作業で発見したランドマークとなる柿とフジがあります。柿に梯子をかけて木登りして柿もぎ、小さな甘柿で懐かしい田舎の香りと味がします。ブランコを2個つくり、作業の合間にこいで楽しんでいます。「あー、田舎を満喫! アルプスを見ながら幸せだなぁ」と感じます。豊かな自然に感謝。
    ・ランドマークの柿とフジ →こちら ・木登り梯子とブランコこちら 
    • 10月 大学プレスリリース、 共同記者会見、 会議、予算申請、ILS2025でピッチ登壇と出展

      信州大学プレスリリース トピックス一覧 (11/09)
        地域課題解決に向けて、精密林業計測と共同で実施
      (1)
      信大知財による全国初の森林地籍調査「木曽モデル」 →こちら(10/15)
        ドローンとAI林相区分による森林境界明確化の成果を森林地籍調査「木曽モデル」に ~期間短縮と経費削減~
      長野・木曽町、山林登記促進モデル - 日本経済新聞(11/14)
      ドローンとAIで森林境界と地籍を一体調査 信州大や木曽町がタッグ、全国初のモデル|信濃毎日新聞
      森林の地籍調査へ全国初の取り組み ドローンとAI活用 木曽町、信州大など:中日新聞
      (2)信州大学発スタートアップが挑む森林DX →こちら (10/14)
       リモートセンシング技術で森林資源を可視化 ~産業用無人ヘリコプターによるレーザー計測で林業DXを推進~
      広葉樹林を無人ヘリで解析 伊那の精密林業計測など、付加価値向上目指す:中日新聞

      特許出願手続き
      加藤研究室の卒業生インショウ君(精密林業計測)と一緒に開発した発明届を特許事務所にに提出(10/21)。

      予算申請
       ものづくり補助金に申請(10/24
      自治体から要望を受けている獣害対策に挑戦します
    • 9月 シーズ研究、研究開発と発明届、注目事業、来年度概算の準備

      シーズ研究
      地域課題解決に向けて、精密林業計測と共同で3種類のシーズ研究に取組みを始めました。
      どうなるか将来が楽しみです。


      研究開発と発明届の提出
      加藤研究室の卒業生インショウ君(精密林業計測)と一緒に開発したAIによる画期的な発明届と説明資料を大学知財室に提出しました(9/7)。

      注目事業と来年度概算に向けて

      大学と地元に貢献できるように来年度省庁概算に予算申請します。勉強ができ感謝しています(9/10)。
    • 8月 信州は朝晩が涼しくなり、リゾート地に暮らし、感謝しております(8/23

      長野県林業大学校 集中講義 8/28、9/1-5
       8月末から恒例、長野県林業大学校で森林情報論の集中講義を1年生20名に行います。
       約20年、元気で初々しい学生と出会ってきました。現場でOBやOGに会うと嬉しいものです。


      科研費基盤研究(B)に申請
       
      温めてきたアイデア、過去の取組み、スマート林業の実践に向けて申請書を作成しました。大学のアドバイザーに2回チエックを受けて独りよがりのアイデアが普遍化しました。お礼申し上げます(8/4)。

       
      地域の山を守り、活かして環境保全に貢献 スマート林業(小黒川)実験林  こちら
      1)下刈り作業 暑い夏、森林作業で一番大変なのが下刈り作業です。冬から春にかけて整備した観察用歩道や休憩用ベンチなど草や大型草本で覆われていました。サンデー森づくりで北海道の自家山林で歩道約1㎞の下刈りを10数年行っていたことを思い出しました。30分の下刈り作業は植物や生き物の観察もでき、楽しくできました。河原でピンクの花が咲くホザキシモツケは綺麗でした。
       一方で、小黒川の中州に架けていた丸太橋と丸太梯子が梅雨の大雨で流されていました。代わりに大岩が流れてくるなど、川の増水の威力を学ぶことができました。上流部の洪水と堰(セキ)の役割の勉強になりました。
      2)川泳ぎ 童心に帰る  中央アルプス小黒川の流れを調整する白糸の堰の滝つぼは魅力的です。夏に絶対に泳ごうと思い、水中メガネを購入して川泳ぎしました。澄んだ清流の滝つぼに小型のヤマメが泳いでいまいした。嬉しかったです。川泳ぎは十数年前に、森林計画学会夏季セミナーで高知県四万十川で泳いで以来です。農学部の学生、精密林業計測の社員は川釣り趣味が多く、ヤマメ魚影の動画を配信しました。私は童心に帰り、元気をいただきました。お礼申し上げます。

    • 7月 熱い夏 元気です 

      魅力ある講演

       学生や社会人のみなさまに、自分が得てきた知識と技術、刺激や機会に触れていただき、学習意欲や人生のきっかけになれば幸いです。お声掛けをいただき、感謝しています(7/23)。
      1)連携する企業の皆様とアルプスを眺めながら人生に乾杯(7/7)
        改修されたIna daze Brewing で堪能
      2)日本経済新聞に掲載(7/30)
        森林価値創造プロジェクト 第1回有識者会議(6/20:東京)
        産官学で関わり、創る |NIKKEI SDGs Forest Portal|日本経済新聞
        
      地域の山を守り、活かして環境保全に貢献 スマート林業(河岸段丘崖)実験林こちら
       森林整備は森林所有者には大きな負担です。専門的知識・技術、道具、労力が必要です。一方で自然が大好きな人、地域に貢献したいと考えている人たちは作業をすることで、森林が良くなり自分たちも気持ちが良くなるので楽しい作業です。私たちは後者の方で、技術や道具、経験もあるのでデスクワークのリフレッシュ、作業を通じて創造的なアイデアが生まれます。
       河岸段丘林の斜面樹林と丘陵側の樹木や竹が隣接地の草地やソバ畑に伸びた大枝を梯子をかけて整理伐採、ツルやヤブ払い等の整備をしています。近くを散歩される方から声掛けの応援を受けています。ありがとうございます。
      一緒に作業する精密林業計測の荒井さんと松下さん、唐木連携CDNに感謝します。
      ・ヤブ払いの整備前 →こちら 整備後
      こちら  ・大枝落しの整備前こちら 整備後
      こちら
    • 6月 魅力ある講演と講義、森林のあるべき進路を考える

      魅力ある講演と講義 刺激を与える双方向授業

       専門分野で取り組んできた森林リモートセンシング、ドローン・レーザ計測、スマート林業、研究成果の現場実装を目的とした大学発スタートアップ創業などをテーマに講演や講義依頼が増えています。学生や社会人のみなさまに、自分が得てきた知識と技術、刺激や機会に触れていただき、学習意欲や人生のきっかけになれば幸いです。お声掛けをいただき、感謝しています(6/7)。
      1)アルプス中央信用金庫 信大前支店経営者の会(6/18)
      2)森林リモートセンシング(6/18:26番教室)
      3)森林価値創造プロジェクト 第1回有識者会議(6/20:東京)日本経済新聞
        産官学で関わり、創る |NIKKEI SDGs Forest Portal|日本経済新聞
        日本、森林、地域の森林のあるべき姿、進路がみえてきました。進みます。

      スマート林業の普及啓発
      上伊那・北信・木曽・南信州の長野県地域振興局と自治体を訪問します。皆様から信頼をいただき、課題解決にアカデミア技術の実装に努力します


    • 5月 株主総会、開発した技術のご紹介、GW

      ・スタートアップの株主総会(5/29)
       会社創立以来初になります。委任状無しで全株主がオンライン出席していただきました。関心を持っていただき、活気が出て嬉しいことです。事業報告書に、会社の活動報告を兼ねて①社員のやる気と人材育成、②営業強化、③新規事業に挑戦する社風を記載しました。株主の皆様から前向きな意見もいただきました。滞りなく決算報告と議案の承認を受けました。ご多忙中、参加いただき、お礼申し上げます。

      スマート林業の普及啓発 
      松本・佐久・上田・南信州地域の長野県地域振興局と自治体を訪問しました。皆様の課題解決、関心をもつアカデミア技術の実装に努力します。
      ・GW
       整備しているスマート林業 小黒川実験林で孫たちと小石を清流の水面に投げ入れて水切り(みずきり)。童心にかえりました。楽しかったです。丸太橋を渡り、堰の滝でマイナスイオンで癒されました。
    • 4月 ご挨拶、開発した技術のご紹介

      気持ち新たに始動。感謝しています(4/1)
      スマート林業の普及啓発
       新年度のご挨拶とスマート林業の普及啓発と研究トピック紹介で長野県自治体を訪問。お忙しい中、対応いただきお礼申し上げます。訪問先:
      長野県、地域振興局(長野、木曽、諏訪、北アルプス、南信州、佐久、上田)と長野市など25市町村。お困りごと・要望を受け止めて、開発したスマート林業のアカデミア技術で現場実装。地域貢献を進めて参ります。

      公立諏訪東京理科大学
      「地域企業に学ぶ経営」講義
       地元大学発スタートアップ代表取締役として起業の卵となる情報学科の2年生と3年生に講義。会社経営は理想では出来ないこと、会社を潰さないようにタフな修業であることを話しました。たくさん質問を受けて、私も良い刺激を受けました。有意義な時間でした。ありがとうございます。
    • 3月 日本森林学会、補助事業の報告と検査 新年度の抱負
      令和6年度の納めの月となりました。
      第136回日本森林学会大会 北海道大学 3月20日~22日 大会プログラム 
       大会受付もデジタルに様変わりしました。久しぶりの北海道大学、実は道産子です。
       皆さまとお会いするのが楽しみです。大会終了後に実家に帰省する予定です。

      国庫補助事業の報告と検査
       本学総務グループ(産学連携)のみなさまに本当にお世話になりました。
       新しい林業経営モデル実証事業、
      SBIR事業推進プログラム事業など
      新年度の抱負
       グローバルに挑戦するワクワク感があります。新しい出会いを楽しみにしています。 
    • 2月 令和6年度諸会議と委員会、報告会、海外出張
      令和6年度の行事、研究、委員会のとりまとめ報告会の時期になりました。ご苦労さまです。
      ・「新しい林業」経営モデル実証事業成果報告会 長野モデル、代表支援機関:信州大学代表責任者

      ・SBIR事業推進プログラム報告会 大学発スタートアップ
      ・リモセンデータを活用した森林境界明確化手法の普及事業、座長
      ・森林整備事業における補助金の申請・検査のデジタル化に向けたガイドライン作成業務、座長

      ・フィンランド出張(2/18-26)連携企業、レーザ計測研究機関、スタートアップ訪問、技術交流。
       訪問先で機関ごとに異なるプレゼンテーション、ディスカッション、タフな出張でした。
    • 1月 新年を明けましておめでとうございます。感謝しています
      今年も宜しくお願いします。雪のない穏やかな新年を家族で迎えました。伊那は雪が無く寒ぅーいです。
      お正月帰省した長女と乾杯。家族で楽しい会話を過ごしました。兼業の大学発ベンチャーの代表取締役は周囲に支えられて新年を迎えることができまました。皆様から暖かいご支援と信頼をいただき、お礼申し上げます。お陰様で前に進んでいます。こちら 

      ご連絡 本年より勝手ながら年賀はがきを止めました。皆様のご多幸をお祈りします。
    • お問い合わせ

      共同研究・受託研究のご相談、講演・取材のご依頼、研究室配属や進学に関するご質問などがありましたら、 所属・お名前・ご用件を明記のうえ、メールにてご連絡ください。

      連絡先メールアドレスや電話番号等は、信州大学のルールに従って記載します

信州大学農学部
森林計測・計画(加藤正人)研究室

〒399-4598
長野県上伊那郡南箕輪村

TEL 0265-77-1642
FAX 0265-77-1642

書籍:森林リモートセンシング
信州大学 信州知の森