3月8日(土) 公開シンポジウム 生き物と人が豊かに生きる絆づくり in安曇野
14年02月10日
現在、「生物多様性の危機」が世界中で叫ばれています。長野県も例外ではありません。そこで、生物多様性のホットスポット上にある信州から、その保全を世界に訴えていく必要があります。
長野県では2013年に県の生物多様性の施策の方向性を示し、全ての主体が共有する基本的な計画として「生物多様性ながの県戦略」を策定しました。その中でも示されているように豊かな長野県の生物多様性を保全するためには、行政や大学の力だけでは限界があります。やはり、そこに暮らしている住民ひとりひとりが信州で守るべき生物多様性に関して理解し、関心を持って活動してもらうことが最も重要なことであると考えます。
そこで多くの方々に信州の生物多様性について正しく理解し、考えていただく機会を提供するために、北アルプスの麓に広がり、美しい自然や豊かな歴史・文化に恵まれた長野県安曇野市でシンポジウムを企画しました。またこのシンポジウムが長野県にある自然保護団体同士の交流の場となり、連携・協働して生物多様性の保全に取り組む機会となることを期待しています。生き物と人との絆づくりに関心のある方はぜひご参加下さい。
記
【日時】 3月8日(土) 13:00－16:30
【会場】 豊科交流学習センター「きぼう」
【プログラム】
12：30 開場
13：00 開会・趣旨説明 中村寛志（信州大学農学部教授）
13：10 講演1 石井 実（大阪府立大学副学長）
「里山の自然と保護
－日本的な生物の宝庫をどのように守るか－」
13：50 講演2 笹本正治（信州大学副学長・地域戦略センター長）
「自然の恵みに生きる人間
－天空と地上を結ぶ信仰を通して－」
14：30 休憩
14：45 フロアディスカッション
自然保護に携わるみなさまから、活動の紹介・報告をしていただきます。
16：20 議論のまとめ
16：30 閉会
司会 江田慧子（信州大学山岳科学総合研究所）
【お問合せ】 ミヤマシジミ研究会事務局 （信州大学農学部AFC昆虫生態学研究室内）
〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304
TEL＆FAX： 0265-77-1400
Email： kkeiko12@shinshu-u.ac.jp
