12月3日(木)~4日(金) 鳥獣被害対策の技術研修会
09年11月19日
全国で、野生鳥獣による農林業被害、生活被害、並びに環境被害が深刻な社会問題になっています。
国をはじめ、県や市町村では、様々な被害対策を実施していますが、それらを現場で理論的に指導できる人材は皆無です。今後、鳥獣被害を減らすためには、現場での技術指導者を育成し、その指導者の下、効果的かつ継続的な被害対策を進めていく必要があります。
信州大学農学部野生動物対策センターでは、今般、農林水産省「平成21年度被害対策技術指導者育成事業」の採択を受けた「合同会社 まかく堂」の一部事業委託により、特に、サル・シカによる被害防止対策に関する専門的な知識・技術を有する技術指導者の育成を図るための研修会を開催します。地域において、鳥獣被害対策指導に携わる方々のご参加をお待ちしております。
日 時: 平成21年12月3日(木)~12月4日(金) 両日とも9:00~17:30(予定)
場 所: 信州大学農学部
食と緑の科学資料館 「ゆりの木」 野生動物対策センター アクセス
上伊那郡南箕輪村8304
参加費: 無料
参加申込制: (1)~(7)を明記の上、メール(お持ちでない方はFAX)にて11月30日までにお申し込み ください。
(1)ご氏名(ふりがな) (5)生年月日(保険加入のため)
(2)ご所属 (6)参加希望ブロック(第2ブロックと記入)
(3)TEL番号 (7)鳥獣害対策の経験年数
(4)E-mail(お持ちでない方はFAX番号)
申込先: harumi.h@jcom.home.ne.jp(@を小文字にしてください)
(FAXの場合は、042-505-9506 )
合資会社 まかく堂 担当 濱外(はまそと)まで。
*なお、定員(20名)になり次第、締め切らせていただきます。
主催: 国立大学法人 信州大学 農学部 野生動物対策センター
後援: 伊那市、辰野町
プログラム:
【12月3日(木)】
9:00~ 受付
9:30~10:00 研修内容説明等
10:00~11:00 ニホンザルの行動生態と被害防止技術
(信州大学農学部野生動物対策センター 泉山茂之 准教授)
11:00~12:00 ニホンジカの行動生態と被害防止技術
(信州大学農学部野生動物対策センター 竹田謙一 准教授)
12:00~13:00 ~休憩~
13:00~14:30 実習:各種被害防護柵の設置
14:30~15:00 ~移動~
15:00~16:00 イヌを用いたニホンザルの追払い(視察)
16:00~16:30 ~移動~
16:30~17:30 ニホンザルの各種追払い技術(長野県林業総合センター 岡田充弘 氏)
【12月4日(金)】
9:00 集合
9:00~ 9:45 ~移動~
9:45~11:45 実習:集落環境診断(上伊那郡辰野町)
11:45~13:00 ~移動・休憩~
13:00~13:30 実習前講義:伊那市の鳥獣害実態と被害防止計画の概要
(伊那市農林振興課)
13:30~15:30 実習:被害防止計画の作成(3班構成)
15:30~17:00 被害防止計画の発表と質疑
17:00~17:30 まとめ
17:30 解散
※両日ともに、集合および解散は、信州大学農学部野生動物対策センターとなります。
