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5月30日(土) 自然環境診断マイスター養成公開講演会(理学部)

09年05月25日

5月30日(土)に理学部において自然環境診断マイスター養成公開講演会が行われます。
参加費は無料ですので、多くの方のご参加をお待ちしています。

【講演会名】
平成19年度採択文部科学省
「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」
自然環境診断マイスター養成 公開講演会

【日時】
2009年5月30日(土)9:30~15:30

【会場】
信州大学理学部 講義棟 第1講義室
信州大学理学部(松本キャンパス)のマップはこちら
(ご来場には公共交通機関をご利用下さい)

【入場料】
入場無料(予約も不要です)

【公演内容・講演者プロフィール】
9:30~12:00 ・・・「クリスタルとフラクタルー周期性と自己相似性により光を操るー」
昆虫や魚の仲間にはこの周期性による光の伝播特性を巧妙に取り入れたものが多くいます。光を自在にあやつる手段として研究が進んで来た「フォトニック結晶」や「メタマテリアル」について紹介し、昆虫や魚のきれいな構造色について解説します。

 

講 師 :武田 三男 信州大学理学部長(物理科学科教授)
専門分野:光物性物理学
研究テーマ:物質による電磁波の相互制御
最近の取組み:「フラクタル構造メタマテリアルによるテラヘルツ電磁波の制御」;自己相似性を有する人工構造体による、波長が数センチから数百ミクロンの電磁波(テラヘルツ波)の局在や発振制御などの伝播特性の研究を行っている。

 

13:00~14:10 ・・・「地方と農業の持続的な関係」
(1)生産年齢人口の推移
(2)農商工連携の概要
(3)農商工連携の具体的事例
(4)食料自給率の向上

 

講 師 :大塚 洋一郎 経済産業省大臣官房審議官(地域経済・地域エネルギー担当)
最近の取組み:地域経済の活性化、農商工連携、コミュニティビジネス、産業クラスターなど。

 

14:20~15:30 ・・・「循環型社会の形成に向けて」
(1)今日の環境問題:低炭素社会、自然共生社会、循環型社会
(2)廃棄物とは何か:廃棄物、一般廃棄物、産業廃棄物、有害廃棄物、廃棄物処理・リサイクルの現状
(3)廃棄物問題の本質:廃棄物はなぜ問題を起こすのか、NIMBY、ダイオキシン、不法投棄等
(4)今日の廃棄物施策:適正処理、分別収集、容器包装・家電・自動車・食品リサイクル、海岸漂着
(5)循環型社会の形成に向けて:3R(Reduce Reuse Recycle)

 

講 師 :橋詰 博樹 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課長
専門分野:環境行政(廃棄物処理、水道、水質管理、地球環境保全等、及びこれらの分野の国際協力)
最近の取組み:循環型社会形成推進基本計画の改定、廃棄物処理施設整備交付金(補助金)のメニュー改善、3Rのアジア地域における展開、海岸漂着物対策。

 

【主催】
信州大学 理学部 自然環境診断マイスター養成審査委員会

【お問い合わせ】
信州大学理学部 学生支援グループ マイスター担当 TEL.0263-37-2440
Webサイト http://science.shinshu-u.ac.jp/~meister/


ご案内資料はこちら
自然環境診断マイスター養成公開講演会チラシ(PDF377kb)